日本フランチャイズチェーン協会(JFA)はJFAコンビニエンスストア統計調査月報2024年7月度を発表した。全店売上高は1兆507億7600万円(前年同月比100.6%)だった。既存店売上高は1兆102億2700万円(前年同月比100.4%)、既存店客数13億9879万5000人(同100.4%)、既存店客単価722.2円(同100.0%)だった。
JFAによる「全般的動向」は以下のとおり。
今月は記録的な猛暑や夏の行楽需要により、おにぎり、菓子、ソフトドリンクが好調だったことに加え、パン、カップ麺、玩具も好調に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となった。
店舗売上高
全店売上高は1兆507億7600万円。前年同月比64億1400万円増(+0.6%)。前月比732億5500万円増(+7.5%)。既存店売上高は1兆102億2700万円。前年同月比37億5000万円増(+0.4%)。前月比699億4400万円増(+7.4%)。
全店は32カ月連続のプラス・既存店は8カ月連続のプラス。
来店客数
全店客数は14億6677万9000人。前年同月比1546万2000人増(+1.1%)。前月比8816万6000人増(+6.4%)。既存店客数は13億9879万5000人。前年同月比575万2000人増(+0.4%)。前月比8242万7000人増(+6.3%)。
全店・既存店はともに4カ月連続のプラス。
平均客単価
全店客単価は716.4円。前年同月比3.2円低下(−0.4%)。前月比7.3円上昇(+1.0%)。既存店客単価は722.2円。前年同月比0.3円低下(−0.0%)。前月比7.9円上昇(+1.1%)。
全店・既存店はともに2カ月ぶりのマイナス。
商品構成比および前年増減比
- 日配食品
- 構成比35.3%(前月35.2%)/前年比99.5%。
- カウンター商材(コーヒー、揚げ物、中華まん等)、米飯類(おにぎり、弁当、寿司等)、パン、調理パン、惣菜、漬物、野菜、果物、水物(豆腐等)、調理麺、卵、加工肉(ハム、ウインナー、ベーコン等)、牛乳、チルド飲料、乳製品(バター、チーズ等)、練物(ちくわ、かまぼこ等)、サラダ、和洋菓子、デザート類(ケーキ、プリン、ゼリー、ヨーグルト等)等
- 加工食品
- 構成比28.8%(前月28.1%)/前年比101.2%。
- 菓子類(和洋菓子を除く)、ソフトドリンク(乳飲料を除く)、アルコール飲料(ビール、日本酒、焼酎、ワイン等)、調味料(食塩、砂糖、味噌、しょう油、うま味調味料、ソース等)、嗜好品(コーヒー、お茶等)、米穀、乾物、缶詰類、冷凍食品、アイスクリーム、レトルト食品、インスタント食品等
- 非食品
- 構成比31.3%(前月32.1%)/前年比101.9%。
- たばこ、雑誌、書籍、新聞、衣料品、袋物類、文具類、玩具、雑貨、ペットフード、乾電池、CD、電球・蛍光灯、電卓、燃料、サングラス、園芸用品、花火、洗剤、化粧品、医薬品、医薬部外品栄養ドリンク、紙製品、切手・はがき・収入印紙、装身具等
- サービス
- 構成比4.6%(前月4.6%)/前年比92.7%。
- POSAカード、コピー、ファクシミリ、宅配便、商品券、各種チケット、テレフォンカード、宝くじ、レンタル、乗車券、航空券、宿泊券等
※サービスには、電力料金、ガス料金、放送受信料、電話料金、水道料金等の公共料金等の収納代行は含まない。
店舗数
店舗数は55,684店。前年同月比88店減(−0.2%)。前月比47店増(+0.1%)。
- 日本フランチャイズチェーン協会(JFA)
- https://www.jfa-fc.or.jp/
- 調査対象
- JFA正会員コンビニエンスストア本部7社:セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パン デイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン