日本フードサービス協会(JF)は2013年12月外食産業市場動向調査を発表した。
全体の合計は、客単価が2.1%上昇し、客数は未達ながら前年並み、売上高は1.6%増という結果だった。
JFでは「曜日回りの関係で年末の休日が増えたことから、FR業態を中心に家族需要、忘年会需要が増え、全体売上はプラスに推移」したとしている。
全体 | 売上高 | 店舗数 | 客数 | 客単価 |
---|---|---|---|---|
合計 | 101.6% | 101.0% | 99.5% | 102.1% |
ファストフード
ファストフードの合計は、客単価が2.4%上昇し、客数は2.7%減、売上高は未達ながら前年並みという結果だった。
洋風は、客単価が4.8%上昇し、客数は9.3%と大きく減、売上高は4.9%減となった。
和風は、客単価が上昇傾向ながら前年並み、客数は11.2%と2桁増、売上高も11.5%と2桁増と好調だった。
麺類は、客単価が2.7%上昇、客数が3.9%増、売上高は6.7%増となった。
持ち帰り米飯/回転寿司は、客単価が1.0%上昇、客数は未達ながら前年並み、売上高前年並みとなった。
ファストフード | 売上高 | 店舗数 | 客数 | 客単価 |
---|---|---|---|---|
合計 | 99.7% | 100.6% | 97.3% | 102.4% |
洋風 | 95.1% | 98.9% | 90.7% | 104.8% |
和風 | 111.5% | 101.0% | 111.2% | 100.2% |
麺類 | 106.7% | 105.4% | 103.9% | 102.7% |
持ち帰り米飯/回転寿司 | 100.2% | 97.7% | 99.1% | 101.0% |
その他 | 105.3% | 103.3% | 104.5% | 100.7% |
ファミリーレストラン
ファミリーレストランの合計は、客単価が1.7%上昇、客数が4.0%増、売上高は5.7%増となった。
洋風は、客単価が上昇傾向で前年並み、客数が2.4%増、売上高は3.3%増となった。
和風は、客単価が上昇傾向で前年並み、客数が5.8%増、売上高は6.4%増となった。
中華は、客単価が下降傾向で前年並み、客数が5.3%増、売上高は5.2%増となった。
焼き肉は、客単価が2.9%上昇、客数が13.9%と2桁増、売上高は17.2%と2桁の大幅増と好調だった。
ファミリーレストラン | 売上高 | 店舗数 | 客数 | 客単価 |
---|---|---|---|---|
合計 | 105.7% | 102.1% | 104.0% | 101.7% |
洋風 | 103.3% | 101.4% | 102.4% | 100.9% |
和風 | 106.4% | 102.9% | 105.8% | 100.6% |
中華 | 105.2% | 103.6% | 105.3% | 99.9% |
焼き肉 | 117.2% | 101.5% | 113.9% | 102.9% |
パブ・居酒屋
パブ・ビアホールは、客単価が4.3%下降し、客数が7.9%増、売上高は3.3%増となった。
居酒屋は、客単価が1.7%下降、客数が3.2%減、売上高は4.9%減となった。居酒屋の売上高は、2012年4月以来21カ月連続前年割れとなった。
パブ・居酒屋 | 売上高 | 店舗数 | 客数 | 客単価 |
---|---|---|---|---|
合計 | 96.2% | 100.4% | 98.7% | 97.5% |
パブ・ビアホール | 103.3% | 102.2% | 107.9% | 95.7% |
居酒屋 | 95.1% | 100.1% | 96.8% | 98.3% |
ディナーレストラン
ディナーレストラン(計)の合計は、客単価が下降傾向で前年並み、客数が5.2%増、売上高は4.4%増となった。
ディナーレストラン | 売上高 | 店舗数 | 客数 | 客単価 |
---|---|---|---|---|
合計 | 104.4% | 101.9% | 105.2% | 99.3% |
喫茶
喫茶(計)の合計は、客単価が上昇傾向で前年並み、客数が微増、売上高は1.2%増となった。
喫茶 | 売上高 | 店舗数 | 客数 | 客単価 |
---|---|---|---|---|
合計 | 101.2% | 100.2% | 100.8% | 100.4% |
その他
その他 | 売上高 | 店舗数 | 客数 | 客単価 |
---|---|---|---|---|
合計 | 105.7% | 100.0% | 105.1% | 100.6% |
●日本フードサービス協会
http://www.jfnet.or.jp/