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4月の外食市場は前年並みに推移

日本フードサービス協会（JF）は2013年4月外食産業市場動向調査を発表した。

全体の合計では、客単価が2.3％とやや低下し、客数は2.0％と微増、売上高は前年並みという結果となった。好調さを見せたのは、麺類ファストフード、和風ファストフード、焼き肉。

JFでは、「前年より休日数が1日少なく、また、第1週の週末には “爆弾低気圧”が日本の広い範囲に暴風や大雨をもたらし、FRや持ち帰り米飯・回転寿司、アイスクリーム等の業態に影響した」としている。

事業所数（n=213）、店舗数（n=31,324）
全体	売上高	店舗数	客数	客単価
合計	99.7％	101.6％	102.0％	97.7％

ファストフードの合計は、客単価が4.1％低下し、客数が4.0％増。

洋風は客単価が5％低下したが、客数は2.7％と微増で、売上高は2.4％減。

和風は、客単価は前年並みで客数8.3％増、売上高6.6％増。

麺類は、客単価が2.3％とやや低下し、客数は11.1％増、売上高は8.5％増。

持ち帰り米飯／回転寿司は、客単価は前年並みで客数が1.4％減、売上高は3％減。

事業所数（n=59）、店舗数（n=17,254）
ファストフード	売上高	店舗数	客数	客単価
合計	99.7％	102.2％	104.0％	95.9％
洋風	97.6％	99.6％	102.7％	95.0％
和風	106.6％	104.3％	108.3％	98.4％
麺類	108.5％	110.6％	111.1％	97.7％
持ち帰り米飯／回転寿司	97.0％	99.6％	98.6％	98.4％
その他	97.5％	102.8％	97.9％	99.6％

ファミリーレストランは各ジャンルとも客単価は前年並み。

洋風は、客数が3.1％減、売上高は3.1％減。

焼き肉は、客数が7.6％増、売上高は9.4％増。

和風と中華は前年並みに推移した。

事業所数（n=60）、店舗数（n=9,425）
ファミリーレストラン	売上高	店舗数	客数	客単価
合計	99.7％	101.0％	98.6％	101.2％
洋風	96.9％	100.4％	96.9％	100.0％
和風	101.8％	101.9％	101.5％	100.3％
中華	99.8％	103.6％	99.4％	100.4％
焼き肉	109.4％	99.3％	107.6％	101.6％

パブ・ビアホールは、客単価が2.1％低下し、客数は5.0％増、売上高は2.8％増。

居酒屋は、客数は前年並みで客数が3.2％減、売上高は3.7％減。

事業所数（n=33）、店舗数（n=1,833）
パブ・居酒屋	売上高	店舗数	客数	客単価
合計	97.5％	99.9％	98.6％	98.9％
パブ・ビアホール	102.8％	101.0％	105.0％	97.9％
居酒屋	96.3％	99.7％	96.8％	99.4％

ディナーレストランは前年並みに推移した。

事業所数（n=27）、店舗数（n=458）
ディナーレストラン	売上高	店舗数	客数	客単価
合計	100.6％	99.8％	101.1％	99.5％

喫茶は前年並みに推移した。

事業所数（n=14）、店舗数（n=1,891）
喫茶	売上高	店舗数	客数	客単価
合計	100.5％	100.2％	99.1％	101.4％

事業所数（n=20）、店舗数（n=463）
その他	売上高	店舗数	客数	客単価
合計	104.6％	103.1％	104.8％	99.7％

●日本フードサービス協会
http://www.jfnet.or.jp/