国民の祝日の「敬老の日」はハッピーマンデー化によって9月第三月曜日(今年は21日)となりましたが(2001年~)、9月15日は「老人の日」で、21日までの7日間は「老人週間」です。
改正老人福祉法の「国民の間に広く老人の福祉についての関心と理解を深めるとともに、老人に対し自らの生活の向上に努める意欲を促すため、老人の日及び老人週間を設ける」との定めによります。
若い世代は高齢社会に関する話題をとかくひとごとととらえがちですが、若い人がシニア世代に関心を持つこと、さらにお話をしたりいっしょに行動する機会を作ることには、2つの御利益があります。1つは、私たちの社会の過去を知ることができることです。もう1つは、将来の自分の暮らしと自分たちの社会を考えるきっかけとなることです。
もちろん、健康に暮らし活発に行動するシニアが増えることは、直接的にも間接的にも社会に活気をもたらし景気浮揚につながることですから、決してひとごとではないのです。
- ※平成27年「老人の日・老人週間」キャンペーン要綱(内閣府)
- http://www8.cao.go.jp/kourei/kou-kei/h27week/index.html
※このコラムはメールマガジンで公開したものです。