健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

すごいかすごくないかよくわからないけどパワーある言葉「コラーゲン」(1)

万人を相手にするテレビは「老いも若きも誰もがわかる言葉」を押し出していくことがセオリーだ、ということにちょっと前に触れましたが(第57回)、ほとんどの人が「美容によい」と想起する成分があります。それが今回のテーマ、“コラーゲン”です。 「配合しなくてもよくたって、コラーゲン入りが売れるんです」 “コラーゲン=肌によいもの”というイメージを、多くの人が抱いているのではないでしょうか。これは健康食品が […]
洋酒文化の歴史的考察
洋酒文化の歴史的考察

IX ジントニックの現在・過去・未来(8)

トニックウォーターと言うと、洒落たバーに入ってきたビジネスマンがジンと合わせて一杯目に頼む、スタイリッシュな飲み物というイメージがある。その延長から、日本に入ってきた時期も戦後になってから……と思う人も多いだろう。筆者も、ジンはともかく、トニックに関しては最近になるまでそんなイメージを持っていた。 幕末に上陸したトニックウォーター  しかし、さまざまな資料に当たってみると、トニックウォーターをはじ […]
競走馬ディープインパクトに学ぶ、顧客に“ディープなインパクト”を与える8つのポイント
恢復するチェーン

ディープインパクトに学ぶ必勝のビジネス(2)

強い思いが生んだ強い名前  だが、ディープインパクトのマーケティングのドラマは、この時点から始まっている。馬主となった金子真人氏は、競売時に「この馬の目の輝きに衝撃」を受けた。そして、「多くの人に衝撃を与えるような馬になってほしい」と願う強い気持ちを込めて、ディープインパクトと名付けたのだと言う。 “思いのこもった買い付け”だった。  ビジネスとして第一に学ぶべきは、この“ネーミングのうまさ”と、 […]
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

「フコイダン」で健康情報番組は新時代に突入

2013年になった今現在、「グルコサミン」「コエンザイムQ10」「オリゴ糖」「DHA」「EPA」などなどのワードを聞いても、違和感覚える方は少ないと思います。  でも……みなさん、ちょっと自分の10年前を思い出してください。今年30歳になる方は「ああ若かったなぁ」、40歳に到達するよという方も「ああ若かったなあ」、50歳になるーという方も、はたまた今年20歳になる方も、「ああ若かったなぁ」とお思い […]
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洋酒文化の歴史的考察

IX ジントニックの現在・過去・未来(7)

戦前のバーはさまざまなジンを揃えていた  戦前、とくに昭和10(1935~)年代に入ってからの日本には現在でも驚くほどのバー文化がカフェーやホテルを舞台に花開いており、現代のバーも顔負けのラインナップが亀屋鶴五郎商店(※1)や明治屋(※2)には並んでいたことに拙稿では触れてきたが、ジンのラインナップからもその華やかぶりがわかる。  ゴードン(ギロン商会)、ギルビー(イースタン・トレーディング)、ビ […]
競走馬ディープインパクトに学ぶ、顧客に“ディープなインパクト”を与える8つのポイント
恢復するチェーン

ディープインパクトに学ぶ必勝のビジネス(1)

 チェーンビジネスを考える際、いやあまねくビジネスを考える際に役立つヒーローのお話をしたい。この小さな巨人の成功物語と、そのマーケティングとマネージメントは、筆者自身も繰り返し学び、実践したい手本である。  ヒーローの名をディープインパクトという。2004年から2006年に活躍した競走馬で、生涯成績14戦12勝、中央競馬クラシック三冠を無敗で達成するなど輝かしい記録を残した。しかし、ディープインパ […]
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

「週刊ダイヤモンド」2012年11月24日号を読んでわかった時代の流れ

約2カ月、ずいーぶん間をあけてしまい大変申し訳ございませんでした! えーと理由は……国政選挙があったりゴニョゴニョゴニョ……(ウソです)。何かと時間に追われて連載執筆が滞っていたこと、おわび申し上げます! 先頃リニューアルしました、こちらFoodWatchJapanのサイトにて、掲載曜日も金曜日から木曜日に変わって、気持ちも新たに、また健康食品通販の現場にかかわる構成作家である私が体験したウラ話、 […]
出島時代のオランダのジンボトル
洋酒文化の歴史的考察

IX ジントニックの現在・過去・未来(6)

家宝にさえなった“量産品”  コンプラ瓶が江戸時代に日本酒と醤油の輸出に限って使われていた“日本からの輸出限定瓶”だったのに対し、ケルデル瓶は外から日本に持ち込まれる瓶である。また、用途はジュネバに限らず、ロンドン・ドライジンやバーボン、ウイスキー等の輸送にも使われていた。  当時としては近代的な大量生産システムで作られたケルデル瓶だったが、日本では“量産品”としてはとらえられていなかった。そもそ […]
小売・外食

2012年食の10大ニュース[14]

「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」大ヒット 外食沈滞を象徴する「マクドナルド」の急ブレーキ 牛丼市場の混迷、さらに深まる イタリアン市場が活性化の兆し 喫茶店がシニア市場の本命に浮上 郊外で着実に進む“食べ放題化” 外食はやっぱり“肉”が売れる 日本ワインのマーケット広がる 外食のアジア進出、着々と進む やはりなかった、東京スカイツリー効果 1. 「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」大ヒット  ブッ […]
小売・外食

2012年食の10大ニュース[12]

牛丼市場に「焼き」ブーム 外食企業の海外進出、中小店が積極化 ノロウイルス、感染患者が高水準で推移 ワイン人気続く レバー刺し規制、始まる 「俺のフレンチ」など「俺」シリーズ、人気集める チムニー、MBOから再上場へ ピザ、パスタなど「粉もの」業態に新展開 レインズ、コロワイド傘下に すかいらーくの会長に米国マクドナルド元社長が就任 1. 牛丼市場に「焼き」ブーム  三光マーケティングフーズが20 […]
小売・外食

2012年食の10大ニュース[8]

すかいらーく、あきんどスシローが外資系ファンド傘下に 牛丼チェーンの全需要対応化が進む コーラにも「トクホ」、トマトジュースの売れ行き2倍など、飲料の健康志向高まる サントリーホールディングス、子会社上場でM&A加速へ 俺のイタリアンに次いで、俺のフレンチがオープン レバ刺し販売禁止 コメダ珈琲、関西・関東出店で躍進 サッポロビールがセブン&アイ向けPBビールの販売開始 “おひとり様需要 […]
小売・外食

「2012年版外食企業年鑑」発行/外食産業新聞社

外食産業新聞社はこのほど、「2013年版外食企業年鑑」を発行した。外食企業、食材卸売企業、外食関係団体の最新の概要が1冊でわかる。また、直近1年間の外食業界の出来事をまとめた「外食産業トピックス」と、外食関連の統計で、この1年間の外食産業の動向をつかむことができる。 B5判、約370ページ。現在、期間限定発売記念特価2万5450円(送料込・税込)で販売中(3月末まで申し込み分。定価は2万9400円 […]
小売・外食

2012年食の10大ニュース[3]

進化し続ける「在宅介護食」 味の素がアミノ酸で「がん診断」 日本人の“肉食化”進む コンビニエンスストア国内5万店舗突破 「ガリガリ君」が相次ぐバリエーション化 「塩麹」ブームが日本を大席巻 気が付けば急増している「東京チカラめし」 「マテ茶」大ヒットに続け! コーラなのにトクホ!キリン「メッツ コーラ」の大成功 成熟した即席麺市場を変えた「マルちゃん正麺」
イベントを楽しむムードは他のスピリッツの試飲会等とは明らかに違う(写真提供:日本テキーラ協会)
小売・外食

「テキーラフェスタ2012」主催者予測を上回る盛況

日本テキーラ協会(東京都港区、林生馬会長)は、12月16日、「テキーラフェスタ2012」を東京豊洲の「カフェハウス」で開催した。2008年7月に発足した同協会の初めての全国的なイベントで、協会の予測を上回るおよそ400人が来場した。  テキーラを使ったカクテル・コンペティションも行い、北は札幌から南は福岡まで全国から集まったバーテンダーによる6チームが競作。江刺幸治さんをリーダーとするチームDの作 […]