食卓書机

原稿チェックを希望する会社は危ない

 以前日経BP社の仕事で、ある企業のトップに取材をしたときのことです。この会社は外食を含むいくつかの事業分野を持っていて、取材はとくに制度や規制が複雑な新規分野にからめてコンプライアンスと危機管理についてうかがうものでした。インタビューは円満かつ活発な空気で進み、たいへん示唆に富むよいお話をうかがいました。
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バリスタの「人車一体」

 一昨年秋のことになりますが、エスプレッソマシンの実演セミナーを取材したときの熱気をときどき思い出します。ヌォーバ・シモネリ社とその正規代理店のトーエイ工業が2009ワールドバリスタチャンピオンの英国グウィリム・デービス氏を招いて行ったセッションでした。
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倉本長治曰く「店の中には嘘がある」

 昨年亡くなった「びっくりドンキー」アレフの庄司昭夫社長は、商業界の倉本長治さんを敬愛していて、いつも持ち歩いているノートには倉本さんの言葉がいくつも書き込まれていました。インタビューの最中、よくそれを開いて読んで聞かせてくださったものです。
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先生が「死ね」と言ったら死ぬのか?

《前回のつづき》さて、「食べログ」に“やらせ”投稿をする業者がいたという問題の続きです。前回は、インターネットは“世間”であるゆえに、お店は情報管理ではなく、内部固めにコストをかけて、クチコミに強い店作りを、といったお話をしました。
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カカクコム「食べログ」は消費者主導のクチコミの場を守る

 日本経済新聞電子版は大発会のあった1月4日夜、カカクコムが運営するクチコミ・サイト「食べログ」で、好意的な投稿を請け負う業者が活動していることが4日にわかったと報じました。その記事中、同社が昨年末までにそのような業者39を特定したことと、対策の強化、悪質な業者に対する法的措置も検討といった意向も報じています。