明るい色のカツと盛り付けが特徴の「成蔵」。もちろん味も。
食って・走って・また食った

美しきカツの世界「成蔵」(東京・高田馬場)

ついに今年も桜が咲き始めました。桜の下を歩いているとボーっとしませんか? あのピンク色の花の視覚効果もありますが、「桜は“酩酊物質”をほんの少し分泌している」なんていう話も聞きます。真偽のほどはわかりませんが、確かに桜には、頭をボーっとさせる働きがあるようで……。年々好きになってきます。これも年を取ったせいなのでしょうか。自転車通勤をしていると、夜桜もあちこちで見ることができて、飽きません。もう少 […]
食卓書机

リピートを増やす3つの秘密

 隔週土曜日に「食って・走って・また食った」を連載中の上荻吾朗氏には、なるべく“普段使い”のできるお店のレポートをとお願いしていますが、このところ都内のさる三つ星レストランにご執心です。
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コメの値段より土地の値段に興味のある人々

 先日、農業者大学校の閉校式にうかがいました。  農業者大学校は、農業経営者とくに地域のリーダーとなる人材を育成する唯一の国立教育機関として1968年東京都多摩市に設立されました。2001年機構改革により独立行政法人に移行し、2006年には農業関係の他の独立行政法人と統合し、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の内部組織となりました。2008年に筑波農林研究団地(茨城県つくば市) […]
「オールドタイランド」(東京・飯田橋)
食って・走って・また食った

タイ料理でぐるんぐるん「オールドタイランド」(東京・飯田橋)

春めいてきましたね。ある程度暖かくなると自転車通勤も汗との戦いがはじまります。ちょっとメタボが入っているので、通勤だけでシャツが汗だらけになっちゃう。小まめな着替えがないと風邪をひいてしまうので、アンダーウェアは余計に持って行ってます。なので、汗をかく料理も平気だったりします。
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科学コミュニケーションはケガレ観を踏まえて

「3秒ルール!」なんていうものがあります。学校で弁当を広げていて、おかずの一つをポロリっと床に落としてしまったとき、パッと拾い上げて口に入れてしまう。「そんなの食べて大丈夫か?」と聞くと「3秒ルール」(3秒以内に拾って口に入れればセーフ)と笑いながらモグモグやっている。そういう友人はいましたよね? あ、あなたでしたか?
神楽坂―江戸川橋ラインに現れたイタリアンは驚きのランチで大人気店に
食って・走って・また食った

お値打ち極上イタリアン「ピアッティ カステリーナ」(東京・神楽坂)

慌ただしさは相変わらず続き、職場に泊まり込み多発状態。それでもなんとか自転車を乗ろうとするのだけれど、そんなときに限って、雪だ、雨だとくる。のんびりもできない、スカッともしない。こんなときには、ひとときでも幸せに浸りたい! と、美味なるお店に吸い込まれる傾向にあるようです。
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雛祭りに見る宗教・呪術の工業化

 3月3日は桃の節句。「雛祭り」と言いますから、桃の節句と言えば雛人形が主役のように思います。女性のみなさんには、せっかく素敵なお雛様を見てもらおうというのに、小学生の頃おひなさまの日に招待した男子はなぜ食べることばかりに熱心だったのだろうとか、「日本全国酒飲み音頭」なる曲に「ひな祭りで酒が飲めるぞ」なんて歌っているのは許せないとか、思っている方もいるでしょう。
「キッチン Oh! Way」(東京・池袋)
食って・走って・また食った

至福なるガッツリ洋食「キッチン Oh! Way」(東京・池袋)の牛スジシチューかけハンバーグステーキ

ちょっと仕事で慌ただしくなっていて、会社に泊まり込むことが多くなり、自転車通勤もちょっとおあずけ。こういう時期もある、ということで。そうなると、満腹になってやる気が失せないように、意図的に食事を最低限のものにするようになる。でも、ちょっと体力的にも、気持ち的にも、疲れがピークで折れそうになったときに……ガッツリしたものでエネルギーをしたくなった。
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原稿チェックを希望する会社は危ない

 以前日経BP社の仕事で、ある企業のトップに取材をしたときのことです。この会社は外食を含むいくつかの事業分野を持っていて、取材はとくに制度や規制が複雑な新規分野にからめてコンプライアンスと危機管理についてうかがうものでした。インタビューは円満かつ活発な空気で進み、たいへん示唆に富むよいお話をうかがいました。