繁盛の秘密・付加価値の正体

店・料理の決め手は味ではない

ランチはコモディティであるということを書いてきましたが、ランチタイムに提供している商品がコモディティとしてのランチとして消費されていない場合は、実はあります。そのことについて考えてみましょう。
「洋食弁当」(1260円)
食って・走って・また食った

ぎゅぎゅっと詰まった洋食の宝箱!「IKOBU」(東京・飯田橋)

梅雨に入って、雨よりどんどん暑さが増してきた感があります。夏に近づいているのでしょうね。こういう日が続くと、自転車に乗っていても歩いていても、日射病対策は欠かせません。小まめに水分を取り、自転車通勤は、朝早く出るなど工夫しながら、乗り切りましょう。
チキンのゴマサルサ定食
スクリーンの餐

「映画 体脂肪計タニタの社員食堂」でダイエット

衣替えの季節で服装も薄着になってくるとウエストラインが気になる人もいるだろう。かく言う私も例外ではない(汗)。今回はそんな人のためにダイエットのきっかけになるような映画を紹介する。 「映画 体脂肪計タニタの社員食堂」の低カロリーメニュー  現在公開中の「映画 体脂肪計タニタの社員食堂」(2013)は、計量計測機器メーカーのタニタが社員の健康管理のために設けた社員食堂のレシピを公開し、2010年の初 […]
肉じゃが
食って・走って・また食った

絶品!至高の肉じゃが「ひまわり」(東京・西早稲田)

ようやく自転車通勤にぴったりな気温が続くようになってまいりました。今年は、寒気がなかなか去ってくれず、寒がりな自分は難儀していましたが、ようやく気持ちのいい季節! 湿度もさほど高くなく、それでいてお日様の光が届く5月の風は最高なのです。このままずっと、このぐらいの気候でいてくれたらいいのですが……。暑くなりすぎると、今度は熱中症や着替えや冷房に注意! となるわけで……。四季を楽しめる国とは言え、難 […]
ドーナツを食うアイアンマン
スクリーンの餐

「アイアンマン」の好物

現在公開中の「アイアンマン3」(2013)はアメリカン・コミックを原作としたシリーズ3部作の完結編である。「スーパーマン」(マン・オブ・スティール)や「バットマン」(ダークナイト)、「スパイダーマン」といった今の大人が子供時代に熱中したレトロヒーローの実写映画化は安定した興行成績を見込めることから、現代ハリウッド映画のジャンルとして定着しており、その影響は日本映画にまで及んでいる。
繁盛の秘密・付加価値の正体

繁盛店は値下げしない

全国津々浦々、商品ジャンルも価格帯も異なるさまざまな店がある中で、私がこれまでお話をうかがいに行った繁盛店にはいくつかの共通する習慣があります。その中でも比較的頑固に守られていることに、次の2項があります。
繁盛の秘密・付加価値の正体

繁盛店の考え方と不振店の動き方

はじめに  私は20代から外食産業の取材を始め、来年は四半世紀ということになります。柴田書店に入社して「月刊食堂」編集部に配属されたのが25歳。同誌は主にチェーンレストランの仕事を扱うビジネス誌でした
焼餃子
食って・走って・また食った

極上のもちもち餃子「PAIRON」(東京・飯田橋)

4月も後半、ようやく、ようやく温かくなってきた、と思ったら内陸では雪とか。都内も朝晩は寒さがまだ残っていて、風が強い日は冷たささえ感じます。防寒用品は日中いらなくても、念のためまだ鞄に忍ばせて走っています。 ふらりと入ってビックリ眼!  散歩のとき何か食べたくなって……というのは、尊敬する偉大なるグルマンにして小説家の池波正太郎先生の傑作食べ物エッセーのタイトルだが、たまにあてどなく会社の近くを散 […]
「駅馬車」の1シーン
スクリーンの餐

西部劇の中の食べ物

イタリア製の西部劇のことを、日本では彼の国の代表的食材に準えて「マカロニ・ウェスタン」と呼んでいる。欧米で「スパゲッティ・ウエスタン」と呼ばれているものを、映画評論家の故・淀川長治氏が「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」ということで名付けたということだが、実際には西部劇の中でパスタが登場することは稀である。では西部開拓時代のカウボーイやガンマンたちはどんなものを食べていたのだろうか? ジョン・フォ […]
戦術・戦略

日本食いしんぼ学会が発足――日本の食を強くして世界に発信

丸の内ブランドフォーラム代表の片平秀貴氏を発起人代表とするマーケター、食ビジネス関係者、マスコミ関係者らは、このほど日本食いしんぼ学会を設立し、4月18日に記者会見を行った。 会見で片平氏は、ASEANなどの海外では日本の食が巷間伝えられているほどには知名度がないこと、ひいては日本文化自体の存在感が国際的には低いことを例を挙げて紹介。しかし、実際には「日本が自慢できることの一つは食であり、それを再 […]
スクリーンの餐

ヒッチコック映画の食べ物

アルフレッド・ヒッチコック監督の伝記映画「ヒッチコック」(2012)が本日公開された。今回はそれにちなみ、彼の映画の重要なシーンに登場する食べ物を取り上げる。 サスペンス映画の神様  アルフレッド・ヒッチコック(1899~1980)はイギリス・ロンドンに生まれ、1925年に「快楽の園」で監督デビュー。「暗殺者の家」(1934)、「三十九夜」(1935)、「バルカン超特急」(1937)などで名声を得 […]