塩数の子
伝承とサイエンスの養生訓

数の子はDHAとEPAをたくさん摂るのに好都合

もういくつも寝ないうちに正月という時季なので、おせちの定番「数の子」を取り上げたい。日本人は魚好きであり、また魚の卵好きでもある。ご存じの通り、サケならイクラと筋子、スケトウダラなら鱈子、ニシンなら数の子という具合だ。
繁盛の秘密・付加価値の正体

店の統合が崩れたときに繁盛は止まる

長く繁盛を持続させている店は、店全体がよく整理されていて、全体が与える印象がまとまっています。外観、内装、什器備品、食卓、食器、ユニフォーム、人の立ち居振る舞いや話し方、そして商品(料理)などなど、これらが全体として一つの統合された印象を作り出しているものです。
西洋カボチャ
伝承とサイエンスの養生訓

冬至にカボチャを食べるのにはわけがある

今年の「冬至」は12月22日である。「冬至にはカボチャ」というのが、今日の日本人の季節感だ。この日に柚子湯に入って、冬至がゆ(小豆がゆ)とカボチャを食べると「カゼをひかない」と言われている。厄払いや無病息災を願うためでもある。
三色団子
スクリーンの餐

「もらとりあむタマ子」のお父さんの料理

現在公開中の「もらとりあむタマ子」(2013)は、食べ物と心理やシチュエーションの組み合わせが面白い。 アイドルと鬼才の競演  本作は元AKB48の前田敦子の「もし高校野球のマネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」(2011)、「クロユリ団地」(2013)に続く主演第3作で、「リンダ リンダ リンダ」(2005)、「松ヶ根銃乱射事件」(2007)、「マイ・バック・ページ」(2011) […]
ラム
伝承とサイエンスの養生訓

ラム肉がお薦めである3つの理由

筆者の“ラム肉デビュー”はかなり遅い。2002年6月、家内と北海道へ取材旅行に行き、帯広で初めてジンギスカンを食べた。ジンギスカンが初めてなら、面と向かって羊の肉と対峙したのも初めてのことだった。「羊肉は臭い」という先入観で避け続けていたこともあるし、豚や牛、鶏などと比べて、日本人にはなじみの薄い肉だという理由もあった。