食品安全情報(化学物質)

アスパルテーム有害の懸念ない

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。アスパルテームについて、FAO/WHO合同食品添加物専門委員会(JECFA)の評価は摂取の状況と量を考慮している一方、国際がん研究機関(IARC)は発がんの可能性について説得力のある根拠がどの程度あるのかのみを評価している。欧州食品安全機関(EFSA)はグリホサートに重要な懸念分野は特定されずと報告した。
食品安全情報(微生物)

冷凍角切りトマトのサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。2021年1〜2月にフィンランド西部の飲食店で発生した冷凍角切りトマトに関連してサルモネラについて、Eurosurveillanceが論文を掲載している。
食品安全情報(化学物質)

農産品の食品偽装が大幅に増加

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会(EC)が発表した2022年の警戒協力ネットワークの報告書によると、この1年間に農業食品の偽装行為が大幅に増加した。国際がん研究機関(IARC)のアスパルテームに関する評価結果が、参加者が機密保持の同意書に署名しているにもかかわらず、公式発表の前にメディアにリークされて注目の的になっている。
食品安全情報(微生物)

WHOが食品規格で呼びかけ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界食品安全デー2023は、「食品規格がいのちを救う」(Food standards save lives)をテーマに、食品の規格がどのように食品の安全性を確保するかについて注目した。WHOは、政策決定者、食品事業者、教育関係者、消費者それぞれに向けて行動の呼びかけを行った。
食品安全情報(化学物質)

英:植物素材混合プラ売るな

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁(FSA)は、麦わらや竹などの植物由来の素材を含む食品接触物質の安全性を評価するための情報を収集している。米国食品医薬品局(FDA)は、PFASに関する新しい分析について最新情報を報告する。食品基準スコットランド(FSS)はフローズンドリンクのグリセロールの量について調査している。
食品安全情報(微生物)

2023年第1四半期の対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界保健機関(WHO)の国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第1四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。
食品安全情報(化学物質)

リンゴジュース中の無機ヒ素

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは食品中の化学物質の安全性を確保するために、どのようなアプローチを強化していくのかを発表した。FDAはまた、リンゴジュース中の無機ヒ素のアクションレベルに関する最終ガイダンスを発表した。欧州食品安全機関(EFSA)は、水産品のBAC、DDACおよび塩素酸塩の残留について暴露評価を実施した。
食品安全情報(微生物)

生のクッキー生地を食べないで

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国のCDCはじめ当局は複数州で発生しているサルモネラ感染アウトブレイクを調査しており、疫学データはPapa Murphy’s社製の生のクッキー生地が感染源となっている可能性を示している。CDCは生のクッキー生地を喫食しないよう繰り返し注意喚起を行っている。
食品安全情報(化学物質)

プラ代替品に含まれる化学物質

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは、体重管理等の手段としてノンシュガー甘味料を使用しないことを勧める、という条件付き勧告を発表した。オランダ当局は、使い捨てプラスチック代用素材の使用実態とそれらに含まれる可能性のある化学物質について有害性と食品への移行性について調査した。
食品安全情報(微生物)

欧州チキンのサルモネラリスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州と米国で2017年6月以降に発生し現在も継続しているサルモネラ感染アウトブレイクの調査で、EUの家禽肉生産チェーンにおいて関連株のクローンが蔓延していることが示された。ドイツ当局の調査によると、肥育動物への抗生物質の使用は次第に減少している。
食品安全情報(化学物質)

ビスフェノールA欧州の不一致

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)が食品に含まれるビスフェノールA(BPA)に関する再評価を行い、新しい耐容一日摂取量(TDI)と消費者の健康に懸念があるとの結論を発表した。EFSAのこの発表に対し、欧州医薬品庁(EMA)とドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は、これらに同意しないとの見解を示している。
食品安全情報(微生物)

食品由来疾患被害の実態推定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界保健機関(WHO)の食品由来疾患被害実態疫学リファレンスグループ2021-2024が第4回会議を開催した。
食品安全情報(化学物質)

はちみつの食品偽装対策を強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会の調査によると、EUへ輸入された蜂蜜320品の約半数に他の糖類が混入し違反の可能性があった。米国環境保護庁は、滅菌に使用されるエチレンオキシドについて、労働者の健康を保護するために新しい規制を提案した。シンガポール保健科学庁は強力な医薬品成分が含まれている健康食品について注意を呼びかけている。
食品安全情報(微生物)

食品安全文化に関するセミナー

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは、食品安全文化に関する取り組みとして実施されているオンラインセミナーシリーズの第7回「食品安全サミットからの生配信:食品安全文化を評価する」を2023年5月11日に開催する。組織における食品安全文化の評価の重要性に焦点を当てる。
食品安全情報(化学物質)

細胞ベース食品のハザード同定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOとWHOが細胞ベースの食品の安全性に関する専門家会合を開催し、その報告書を発表した。欧州食品安全機関は、食品中のN-ニトロソアミン類による健康へのリスクについて科学的意見を発表した。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、ワイルドガーリックと他の有毒な植物との誤認について注意喚起を行っている。