食品安全情報(化学物質)

はちみつの食品偽装対策を強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会の調査によると、EUへ輸入された蜂蜜320品の約半数に他の糖類が混入し違反の可能性があった。米国環境保護庁は、滅菌に使用されるエチレンオキシドについて、労働者の健康を保護するために新しい規制を提案した。シンガポール保健科学庁は強力な医薬品成分が含まれている健康食品について注意を呼びかけている。
食品安全情報(微生物)

食品安全文化に関するセミナー

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは、食品安全文化に関する取り組みとして実施されているオンラインセミナーシリーズの第7回「食品安全サミットからの生配信:食品安全文化を評価する」を2023年5月11日に開催する。組織における食品安全文化の評価の重要性に焦点を当てる。
食品安全情報(化学物質)

細胞ベース食品のハザード同定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOとWHOが細胞ベースの食品の安全性に関する専門家会合を開催し、その報告書を発表した。欧州食品安全機関は、食品中のN-ニトロソアミン類による健康へのリスクについて科学的意見を発表した。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、ワイルドガーリックと他の有毒な植物との誤認について注意喚起を行っている。
食品安全情報(微生物)

生の小麦粉喫食でのサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国の複数州小麦粉を使った生の生地または衣の喫食に関連したサルモネラ感染アウトブレイクが発生している。米国で昨年発生した冷凍ファラフェルに関連の大腸菌O121感染アウトブレイクで、供給元のメーカーは関連製品の回収を開始した。
食品安全情報(化学物質)

英がゲノム編集商用生産認める

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。イギリスはゲノム編集技術を用いた植物や動物の商用生産を認める法律を成立させた。ドイツ当局は植物に天然に含まれるピロリジジンアルカロイド類(PA)に関するQ&Aの更新版を発表した。米国FDAは、水産物の輸入監視においてFDAの規則や革新的な計画および技術がどのように使用されるのかを記した報告書を発表 […]
食品安全情報(微生物)

冷凍いちごに関連したA型肝炎

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国でメキシコ産冷凍有機栽培イチゴに関連してA型肝炎アウトブレイクが発生している。アイルランドでノロウイルス感染患者数が増加していることから、アイルランド当局は、ノロウイルス感染の症状に注意し感染拡大防止に役立つ方法を習得するよう消費者に求めている。
食品安全情報(化学物質)

日本の減塩政策実施は低レベル

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは各国の減塩政策やその他の措置の実施状況に関するスコアリング結果を発表。WHO加盟194カ国のうち、推奨されているすべての減塩政策を実施しているのは9カ国に留まった。各国で食品偽装対策が進んでおり、このほどカナダ食品検査庁も報告書を発表した。
食品安全情報(微生物)

第4四半期食品安全対応47件

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2022年の第4四半期に世界保健機関(WHO)加盟の37の国・領土が関連した計47件の食品安全事例に対応した。
食品安全情報(化学物質)

FDAの二酸化チタン評価は白

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツ連邦リスク評価研究所は総合的な食品研究として実施しているMEAL Studyの結果を無料で公開する。米国FDAは二酸化チタンを着色添加物として使用することを引き続き許可すると関係団体に回答した。米国連邦取引委員会(FTC)はダイエタリーサプリメントの広告ガイダンスを更新する。
食品安全情報(微生物)

米国の複数州でリステリア感染

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で複数州にわたってリステリア感染アウトブレイクが発生している。具体的な原因食品はまだ特定されていないが、全ゲノム解析の結果は、本アウトブレイクの患者が同じ食品により感染したことを示唆している。
食品安全情報(化学物質)

欧州5カ国が全PFAS制限案

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州5カ国はパーおよびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)に分類されるすべての化合物の生産と使用を制限するという規制案を提出した。米国FDAは、カンナビジオール(CBD)製品をダイエタリーサプリメントとして販売できるようにする検討を求めた市民請願を退けた。米国FDAはまた、ヒト用食品プログラム(Human […]
食品安全情報(微生物)

牛由来食品に感染性因子あるか

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所ほかは、ドイツがん研究センターが発表していた牛由来の食肉や乳製品に存在するとされる新しい感染性因子(BMMF)について再評価を実施した。その結果、BMMFによる健康被害はいずれの年齢の消費者においても考えにくいとされた。
食品安全情報(化学物質)

優先アレルゲンの見直しと閾値

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。コーデックス食品表示部会へ優先アレルゲンの閾値について助言を提供するための第2回FAO/WHO合同特別専門家会合が開催された。米国食品医薬品局は、子供向け加工食品中の鉛のアクションレベルに関するガイダンス案を発表した。フィリピンでβカロテンが豊富なMalusogライス100t以上が初めて収穫された。
食品安全情報(微生物)

熟成肉の安全確保のための管理

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関の専門パネルは、牛肉のドライエイジングおよび牛肉・豚肉・子羊肉のウェットエイジングについて微生物学的ハザードおよび腐敗菌への影響を調査した。欧州疾病予防管理センターは、「エルシニア症 -2020年次報告書」を発表した。
食品安全情報(化学物質)

欧州がグリホサートの認可延長

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会(EC)はグリホサートの認可更新の可否について期日までに合意できず、関連規則に基づき認可を2023年12月15日まで延長した。ビタミンとミネラルはヒトの生理機能に不可欠であっても過剰摂取による有害影響を生じる可能性もあり、それに関連する報告の例を挙げる。