[FoodScience掲載時の紹介文]食品中の化学物質や食品の健康影響に関する話題は、 日本にとどまらず世界中にあふれています。 しかし、これらを理解するに足る科学リテラシーが十分でないため、 一般市民はもとより、食品関係者ですら、誤解し、 混乱に陥ることは多々あります。 そうした誤解と混乱の解消を目指し、筆者は科学者として、 易しく、詳しく、丁寧に解説してくれます。 また、筆者自ら情報発信する「食品安全情報blog」は、 FoodScienceのほかの多く寄稿者が引用する専門ウェブサイトです。 こちらも併せてご覧ください。
※このコラムは「FoodScience」(日経BP社)で発表され、同サイト閉鎖後に筆者の了解を得て「Food Watch Japan」で無償公開しているものです。
ヨウ素を十分過ぎるくらい摂っている日本人が考えるべきこと
2009年10月から、オーストラリアとニュージーランドのほとんどのパンにヨウ素が添加されることになりました。これにより1日約50 μgのヨウ素の摂取増加を目指しています。オーストラリア・ニュージーランド食品安全機関(FSANZ)では一般向けのFAQを公開していますので詳細はそちらをご覧ください。