食品安全情報(化学物質)

輸入食品審査システムにAI

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOは精密発酵の食品安全に関する報告書を発表。EU27カ国他は、動物用抗菌薬のEU初の販売・使用に関するデータを収集し、年次サーベイランス報告書として発表。韓国MFDSはAIを活用した輸入食品審査システムで国際認証を取得し、書類処理の自動化も導入。各国で食の安全と効率化が進む。 注目記事 【FAO】精密発 […]
食品安全情報(微生物)

裏庭養鶏に衛生の啓発が必要

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で小規模飼育の家禽類との接触に関連し、複数州にわたるサルモネラ感染が発生。2024年1月〜9月に470人が感染し、1人が死亡。患者の半数以上が発症前に家禽類を入手していた。CDCは衛生対策の徹底を呼びかけ、州の当局と家禽類の販売者らと協力して、家禽類を初めて所有する人への啓発等に取り組んでいる。 注目記 […]
食品安全情報(化学物質)

新ゲノム技術規制緩和の流れ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EU理事会は新しいゲノム技術(NGT)植物の規則案に関する交渉方針を承認した。この案では、NGT植物をGMO法の規則を適用するものとそうでないものとの2つのカテゴリーに区分している。FDAは亜酸化窒素吸入の危険性を警告。FDAはまた、食品汚染物質の基準値を一元化した検索ツールを公開した。 注目記事 【EC】 […]
食品安全情報(微生物)

加工用の水を消毒しないリスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州抗生物質啓発デーに合わせて発表された報告によると、欧州域内で多剤耐性腸内細菌が持続的に拡散しており、医療・地域の両面で感染対策が急務となっている。また、欧州食品安全機関は生鮮・冷凍の野菜・果実等の加工用プロセス水における消毒不足が、リステリアやサルモネラなどの検出リスクを引き起こすと報告した。 注目記事 […]
食品安全情報(化学物質)

食物アレルゲン情報は書面で

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁は、外食産業向けに食物アレルゲン情報提供に関するガイダンスを更新、書面での情報提供を推奨。米国FDAは培養豚脂肪細胞を使った食品の市販前協議を完了。USDAによる次の段階の審査が予定されている。欧州環境庁(EEA)は気候変動によるカビ毒暴露の増加とその健康影響について報告した。 注目記事 【F […]
食品安全情報(微生物)

食品安全基準向上に国際協力を

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。2024年11月にジュネーブでコーデックス委員会総会が開催され、食品安全基準の適用が議論された。サイドイベントでは、食品ラベル表示の重要性や国際協力の必要性が強調された。CTFとSTDFの連携、食品由来疾患の被害推定の進捗、新設ネットワークの紹介もあり、食品安全向上への取り組みが進められた。 注目記事 【W […]
食品安全情報(化学物質)

はちみつの糖添加調査で英は黒

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EUは包装廃棄物の新規則PPWRを制定し、2025年2月11日に発効予定。再利用促進や2050年の気候変動対策を目指す。ECは蜂蜜の糖添加調査で英国サンプルすべてを疑わしいと判断し、英国政府が分析法の検証を進める。EFSAは紅麹モナコリンの安全性を再評価し、安全な摂取量の特定が困難と結論した。 注目記事 【 […]
食品安全情報(微生物)

冷凍シェイクのリステリア汚染

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で栄養補助食品の冷凍シェイクに関連するリステリア感染が発生している。感染者38人中37人が入院し、12人が死亡。多くが長期介護施設の入居者だった。米国ではまた、キュウリに関連のサルモネラ感染が発生しており、当局が調査を行った。感染源の可能性があるキュウリの生産者の今季出荷は終了している。 注目記事 【米 […]
食品安全情報(化学物質)

内分泌かく乱化学物質暴露減少

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOは内分泌かく乱化学物質への暴露状況を分析。規制や消費者意識向上により減少傾向だが、さらなる低減が課題。EFSAはアゾール系殺菌剤の使用がアスペルギルス症の原因菌の耐性獲得を促すリスクを警告し、ワンヘルスアプローチの重要性を強調。EUは第三国由来伝統食品の認可手続きに関するガイダンスを発表。 注目記事 […]
食品安全情報(微生物)

生鮮ベリーによる腸内汚染対策

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは生鮮・冷凍ベリー類の腸内ウイルス汚染を防ぐ戦略を発表。ベリー類関連のアウトブレイクが続く中、業界や関係者と連携しウイルス検出技術向上や対策の共有を促進する。欧州食品安全機関は反芻動物由来のゼラチン・コラーゲンによるBSEリスクを評価。経口曝露による新規BSE症例が発生しないことはほぼ確実としている。 […]
食品安全情報(化学物質)

FDAが新たな栄養表示案発表

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは、包装済み食品に飽和脂肪、ナトリウム、添加糖類の含有量を「低・中・高」で示すFOP栄養表示を義務付ける提案を発表した。米国環境保護庁はエチレンオキシドに関する暫定決定を発表。酒類タバコ税貿易管理局(TTB)は、アルコール飲料に主要食物アレルゲン表示を義務付ける規則案を公表した。 注目記事 【FD […]
食品安全情報(微生物)

カナダのサルモネラ更新情報

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。カナダ公衆衛生局は、カナダの複数州にわたって発生しているミニペストリーに関連のサルモネラ感染アウトブレイクについて、新たな情報を発表。患者と回収対象製品についての情報が含まれる。 注目記事 【カナダ】輸入ペストリー製品に関連のサルモネラ  カナダ公衆衛生局(PHAC: Public Health Agenc […]
食品安全情報(化学物質)

米はPFASなくなったと判断

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは食品・内服薬での赤色3号使用許可をデラニー条項に基づき段階的に取り消すと発表。発がん性が雄ラット特有でヒトにはリスクが低いが、法的基準に則った判断。FDAはまた、PFAS関連で35件の食品接触物質通知が2025年1月6日に無効化。それら食品接触物質の供給・使用が中止されたことを受けての判断。 注目記 […]
食品安全情報(微生物)

ミニペストリーでサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。カナダでミニペストリーに関連するサルモネラ感染アウトブレイクが発生している。5州から計61人報告されており、他地域への拡大の可能性も。WHOは病原体ゲノムサーベイランスを強化するために、約200万米ドルの助成金を供与する対象プロジェクトを発表した。データはワクチンと治療法開発等に役立つ。 注目記事 【カナダ […]
食品安全情報(化学物質)

ヘルシーと強調表示するには

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国毒性委員会(COT)は、ターメリック/クルクミンをサプリとして摂取した場合にADIを超過する可能性を指摘し健康リスクの可能性ありと結論づけた。米FDAは「Healthy」と強調表示するために必要な要件を更新した。オランダRIVMは野生牛の肉へのダイオキシン移行モデルの更新版を発表した。 注目記事 【CO […]