食品安全情報(微生物)

米国マクドナルドO157続報

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国マクドナルド社の商品に関連して発生している大腸菌O157:H7感染アウトブレイクについて、米国当局は調査を継続している。疫学・追跡調査によるデータは、同社の店舗で提供された生鮮細切りタマネギが本アウトブレイクの感染源である可能性が高いことを示している。 注目記事 【米国】マクドナルド社提供食品に関連の大 […]
食品安全情報(化学物質)

二酸化チタン遺伝毒性根拠薄い

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国毒性委員会は二酸化チタンの遺伝毒性について声明を発表した。米国FDAのヒト用食品プログラムはリスク管理の活動を微生物関連、化学物質、栄養の3つの主要領域に集中する。FDAはまた、魚のヒスタミン濃度規準を引き下げた。ドイツ当局はナノマテリアルに関するQ&Aの更新版を発表した 注目記事 【COT】二酸化チタ […]
食品安全情報(微生物)

米国マクドナルドのO157

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国の「マクドナルド」で「クォーターパウンダー」を喫食した人たちに大腸菌O157:H7アウトブレイク株感染患者が発生。原因食品が商品に使用された細切りタマネギか牛ひき肉かを特定するため追跡調査が行われている。 注目記事 【米国】マクドナルドの商品に関連のO157:H7感染アウトブレイク  米国疾病予防管理セ […]
食品安全情報(化学物質)

WHOの食物アレルゲン資料

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは食物アレルゲンに関する概要シリーズ4件を公表した。欧州食品安全機関(EFSA)は、新規食品に関する規則の対象となるEU域外国由来伝統食品の認可申請に関する科学的ガイダンスの更新版を発表した。コーデックス委員会の新事務局長が、コーデックス委員会についてのわかりやすい説明を行っている。 注目記事 【WH […]
食品安全情報(化学物質)

ヒト用食品プログラム運用開始

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは「ヒト用食品プログラム」の運営を2024年10月1日に開始した。欧州食品安全機関は、新規食品の認可申請に関するガイダンスの更新版を発表した。EUの新規食品の認可申請では非常に詳細な情報の提出が求められる。 注目記事 【EFSA】新規食品をナビゲートする:EFSAの更新ガイダンスは安全性評価におい […]
食品安全情報(微生物)

感染追跡にクレカ情報を利用

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。「Eurosurveillance」は、多くの国の人が集まる場で人々が病原体に曝露した場合には、クレジットカード情報を使用することの有効性が注目されること、有効な国際協力ネットワークが重要であることを指摘する記事を掲載している。WHOによると、2023年にはコレラによる年間死亡者数が著しく増加した。 注目記 […]
食品安全情報(化学物質)

EC報告書に激辛スナック問題

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会が「警戒協力ネットワーク」に関する2023年次報告書を公表した。激辛スナックと食品中のカンナビノイドが特記されている。英国食品基準庁とスコットランド食品基準局が食品犯罪戦略評価2024を公表した。 注目記事 【EC】欧州委員会が食品安全警告と農業食品偽装の調査に関する2023年次報告書を公表 【F […]
食品安全情報(微生物)

バーベキューの食中毒事故防止

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は、バーベキューによって発生する健康被害を防ぐための助言を行っている。 注目記事 【ドイツ】バーベキューの食中毒防止  ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR: Bundesinstitut für Risikobewertung)は、バーベキューによって発生 […]
食品安全情報(化学物質)

飼育や環境表示の裏付け強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。国際がん研究機関(IARC)がモノグラフ134巻を発表した。米国食品安全検査局(FSIS)は新しいスクリーニング法を導入する。米国農務省(USDA)は動物飼育および環境関連の強調表示の裏付けを強化する。オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)はパラコートとジクワットの規制を再検討している。 注目記事 […]
食品安全情報(微生物)

2023年第4四半期の対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOの国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第4四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。対応した食品安全事例は計51件で、このうち最も多いハザードはリステリアであった。 注目記事 【WHO】国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)2023年第4四半期報告  世界保健 […]
食品安全情報(化学物質)

米国の減塩策。達成品目は4割

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAの、事業者による自主的な減塩支援のフェーズIが終了。このフェーズの対象品目のうち4割でナトリウム量の削減目標に近い結果と報告している。FDAと米国農務省が食物アレルゲン検査について新たな検査法を追加した。米国に続いてニュージーランド環境保護庁が、ダクタールを含む製品の使用を中止するよう勧告した。 […]
食品安全情報(微生物)

豚の丸焼きを安全に行う方法

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国農務省食品安全検査局(USDA)は、豚の丸焼きを安全に調理し喫食するための助言を発表した。 注目記事 【米国】豚の丸焼きによる食品由来疾患を防ぐための助言  米国農務省食品安全検査局(USDA FSIS: Department of Agriculture, Food Safety and Inspec […]
食品安全情報(化学物質)

米国がダクタール使用中止命令

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは特定ブランドの菓子摂取後に重篤な急性疾患等が発生したことで関連製品のリコール及び検査を実施している。当該製品には向精神性アルカロイド等が含まれることが確認されている。米国環境保護庁は農薬ダクタールの使用中止を求める緊急命令を発令した。韓国の食品医薬品安全処は栄養表示をすべての加工食品に拡大した。 注 […]
食品安全情報(微生物)

欧米で季節外れのノロ感染増加

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。アイルランドではノロウイルス感染が増加している。最近数週間に季節外れの上昇が見られており、この傾向は他の欧州諸国および米国でも認められている。 注目記事 【アイルランド】ノロウイルス感染患者数が季節外れの増加傾向  アイルランドではノロウイルス感染が増加している。この高い流行レベルは数週間にわたり継続する可 […]
食品安全情報(化学物質)

核技術を用いたシガテラの観測

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。国際原子力機関は、核および同位体技術を通じてシガテラのモニタリング能力を構築している。欧州食品安全機関は食品のリスク-ベネフィット評価に関するガイダンスを更新した。フランス当局は、アスリート用サプリ等に関するリスクを改めて警告している。米国FDAは食品中のマイクロプラスチックに関するウェブサイトを開設した。 […]