農家こうめの田んぼから

農地の貸し借りが進まないのにはわけがある/「農地中間管理機構」について思うこと(1)

2014年度からの政治改革について最も注目を集めているのは消費税の増税でしょうが、農業関係者の贔屓目でなければ農業についての施策も負けず劣らずに相当大規模なものが予定されています。今回は、そのうちの一つである農地中間管理機構について思うことを書いてみます。
農林・水産

住友商事がチリに農薬販売会社を設立

住友商事は、チリ共和国に農薬販売会社サミット・アグロ・チリ(Summit Agro Chile SpA./チリ共和国サンティアゴ、小野真之介社長/以下SACH社)を設立し、2014年1月1日より営業を開始した。南米・アンデス地域における農薬販売ビジネスの収益基盤を強化する。 住友商事は2010年にチリ国農薬市場に参入。SACH社ではワイン用ブドウを含む果樹や野菜向けを中心に事業を展開。除草剤や殺虫 […]
高品質を言うにはその根拠を示す必要がある
「よい農産物」とはどんな農産物か?

「栄養価が高い」「安全」を言うには根拠が必要だ

よい商品とは何かということを考えたとき、他産業での答えは明確だ。売れるもの、したがってニーズがあるもの、つまり「お客様が求めるもの」が、よい商品だ。よい農産物とは何かということも、本来こうした当たり前のことで考えればいいはずである。
「よい農産物」とはどんな農産物か?

世界各国と日本の農産物単位面積当たりの収穫量の比較

「『よい農産物』とはどんな農産物か?」連載第35回「日本の農業技術は国際的に低レベル」については、「多くの作物について、日本は主要先進国の中で唯一、単位面積当たりの収量の伸びが30年間も止まったまま」という点についてデータを示すようにという声をたくさんいただきました。  このことについては、農業技術通信社社長の昆吉則氏が長年指摘し氏も改善・革新への努力・挑戦を訴えているところです。そのため、氏と交 […]