先日、ホウレン草を使う「常夜鍋」の話を書いたけれど、カキ料理にもホウレン草は合う。グラタンでも、スープっぽく仕上げたものでも。
カキにホウレン草を合わせた料理、たいてい「フローレンス風」と言う。なんでも、「フローレンス」(フィレンツェ)がホウレン草の産地だったからとか。
で、ひょっとしてこうかなと思いながら、ついぞ確認できていない思い付きの話。「ホウレン草」という名前は「フローレンス」からの転では。
「ホウレン草」は「菠薐草」と書いて、「菠薐」とはペルシャのこととも言うらしいけれど、「フローレンス」と言うのを「ホウレンソウ」と聞いてしまったと考えるほうが、しっくりくるように思うんだけどなあ。
※このコラムは個人ブログで公開していたものです。