時・人・仕事

ビールの知識と楽しみ方を普及させ需要喚起・外食の活性化につなげたい

今年発足したジャパンビアソムリエ協会が11月3日・4日に第2回 ビアソムリエ認定講座(ベーシック)を予定している。ビールの知識を身に付け、ビアソムリエの認定証を授与するもの。この講座の実際と狙いについて、代表・森本智子さん(ドイツDoemens Akademie認定ビアソムリエ、ドイツ食品普及協会代表)と、理事・小倉朋子さん(トータルフード代表取締役、フードプロデューサー、日本箸文化協会代表)に聞 […]
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販促重視が外食産業をつぶす

《前回のつづき》フードコストや店内のスタッフのレイバーコストよりも、販売促進にかけるコストを優先するお店には、どんなお客が来店しているでしょうか。ここで言う販売促進にかけるコストとは、前回の例でお話した客引きだけの話ではありません。フリーペーパーに出す広告の費用、クーポン・プログラムにかける費用、自社サイトやグルメサイトなどのWebコンテンツにかける費用、チラシのポスティング、どれについてでもです […]
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居酒屋の客引きは引き合うのか

 ここ数年、東京の繁華街では居酒屋やカラオケ店の客引きが目立ちます。かつては夜の繁華街の客引きと言えば風俗営業の店であったと思いますが、最近はそうではない飲食店の客引きも目につくようになりました。
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トマトのソバージュ栽培に期待する

 夏場はよくラタトゥイユを作って、冷蔵庫に冷やしておきます。学生の頃はズッキーニを入手するのに苦労して、これだけを買いに背伸びをして高級スーパーに行ったものです。しかし今は通い慣れたスーパーマーケットに普通に並び、さほど高価なものでもなくなりました。
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ロンドンのウスターソースと江戸の醤油

 ロンドン・オリンピックが終わりました。個々の競技を見ている間は悲喜こもごもでしたが、今回日本が獲得したメダル数は史上最多とのことです。いずれにせよ、どの競技でも選手たちの前を向いた輝く笑顔と仲間同士で勇気を与え合う様子からは、これまでとはちょっと違う、新しい日本の姿を教わったような気がします。
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産地で食べる硬い刺身

「文藝春秋 SPECIAL」季刊秋号の特集「『老後の楽園』はここにある」に、「城あり、港あり、よそ者あり――うまいものはそこにある」なる文章を寄稿させていただきました。
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チャイナタウンに人間力を学ぶ

 以前、横浜中華街発展会協同組合理事長の林兼正さんに、街づくりの考え方についてお話をうかがいました。もう10年以上経っていますので、また新しいお話をうかがわなければと思いますが、当時うかがったのは、街づくり・街をよくするためには、こまごまとしたルールやその理由づけよりも大切かつ効果的なことがあるというお話でした
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鍋料理バーベキュー説

 昨年は今ごろが梅雨明けでした(沖縄は6月上旬)。今年はどうでしょうか。  夏が近づくといろいろな楽しみを思い付きますが、炎天下で汗をかきながらのバーベキューも楽しいものです。春と秋のほうがラクではありますが、ビールはよりうまいでしょう。
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“伝統”と“近代”は双子

 北海道に「八列とうもろこし」という古い品種のトウモロコシが伝わっています。私の柴田書店時代の先輩で、現在は北海道を中心にスローフードやスイーツの取材をされている深江園子さんが、以前教えてくれました。
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ケーサツは文化を創らない

 ニューヨークを訪ねたのは一昨年のことなのですが、その頃すでにピークと言われた彼の地でのラーメンブームは、どうしてどうしてまだまだ冷めず、すでにスシに続く新文化として根を下ろしつつあるようです。