食品安全情報(微生物)

エノキのリステリア汚染を警戒

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国およびスコットランド当局は、エノキダケにリステリア汚染の可能性および重篤な疾患の原因となるリスクがあるとして注意を促している。世界保健機関は、食品由来疾患のサーベイランスおよび対応のツールとして全ゲノムシークエンシング(WGS)法を使用するためのガイダンスを発行した。
フードサービス月次業績

KFC既存店客数8.3%減

主要フードサービスの2023年10月実績。2023年10月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある146件のうち129件が前年同月以上だった一方、17件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある106件のうち88件が前年同月以上だった一方、18件が前年同月割れだった。 洋系ファストフードサービスの既存店客数減が目に付く。日本KFCHDは既存店客数が8.3%減 […]
食品スーパー月次業績

カスミ前月に続き既存店客数減

主要食品スーパーの2023年10月実績。2023年10月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある35件のうち30件が前年同月以上だった一方、5件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある39件のうち36件が前年同月以上だった一方、3件が前年同月割れだった。 U.S.M.Hはマックスバリュ関東とマルエツが好調の一方、カスミの既存店売上高は7.8%減。カスミの既存 […]
食品安全情報(化学物質)

高濃度の鉛含む可能性で回収

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAO/WHOは、食物アレルゲンのリスク評価:パート5を発表。大豆など、以前の評価で世界的な優先アレルゲンと判断されなかった食品のRfDを提示した。FDAは高濃度の鉛を含む可能性がある製品について勧告を行っている。FDAはまた、臭素化植物油(BVO)の食品添加物としての使用認可を取り下げを提案している。
食品安全情報(微生物)

2023年第2四半期の対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界保健機関(WHO)の国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第2四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。米国当局は、複数州にわたり発生しているサルモネラ感染アウトブレイクを調査し、加工会社製の角切りタマネギとの関連を特定した。
食品安全情報(化学物質)

欧州でラベル貼り直し大量発覚

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。食品基準庁は食品からのカンナビジオール(CBD)摂取を10mg/日に制限するよう助言を更新した。ユーロポールが主導する偽装食品や規格外食品を取り締まる作戦OPSON Europeで、腐ったまたは期限切れ食品のラベルの貼り直しが前例のない規模で検出された。
食品安全情報(微生物)

小規模工場のカンピロバクター

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁は、処理羽数が少ない小規模食鳥処理場に関連するカンピロバクター症感染リスク評価を行った。
食品スーパー月次業績

カスミ既存店客数2桁の減少

主要食品スーパーの2023年9月実績。2023年9月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある35件のうち33件が前年同月以上だった一方、2件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある39件のうち38件が前年同月以上だった一方、1件が前年同月割れだった。 カスミの既存店客数は10.8%減で、2桁減は7月に続いて今期2回目。
フードサービス月次業績

マクドの客数前年割れ8カ月

主要フードサービスの2023年9月実績。2023年9月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある146件のうち138件が前年同月以上だった一方、8件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある106件のうち98件が前年同月以上だった一方、8件が前年同月割れだった。 マクドナルドの既存店客数が前年同月を下回るのは、今年2月から8カ月連続となった。
食品安全情報(化学物質)

減農薬・減肥料の潜在的リスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関は食品分野の新興リスクに関する技術的報告書を発表。これには農薬や肥料の使用減少に関連する潜在的な新興リスクの指摘が含まれる。欧州化学品庁は、PFAS規制案の提出を受けた。欧州委員会は亜硝酸塩および硝酸塩の関連規則を改正した。
食品安全情報(微生物)

不適切な知識による健康リスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは水・公衆衛生・衛生に対する不適切な知識による持続的な健康リスクの存在を指摘している。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所第11回夏季アカデミーを開催。その目的の1つは、欧州の健康リスク評価制度を世界に普及させ、国際的に標準化することである。
コンビニエンスストア月次業績

ファミマはじめ各社が売上増

主要コンビニエンスストアの2023年9月実績。既存店売上高はファミリーマートの6.4%増をはじめ各社増。既存店客数はローソンストア100事業とミニストップが前年を下回ったのを除き、各社増。既存店客単価はローソンストア100事業が5.4%上昇している。
食品安全情報(化学物質)

激辛チャレンジからの救急治療

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関は、欧州委員会からの依頼により、食品中のミネラルオイル炭化水素類のリスク評価を実施した。SNSで流行している「辛いチップスチャレンジ」により救急治療が必要になった事例が複数報告されている。8月以降フランス中毒管理センターへのキノコ中毒の報告が増加しており、当局はキノコ狩りの注意点を発表した。