食品安全情報(化学物質)

無機ヒ素の健康上の懸念確認

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関が食品中の無機ヒ素について再評価を実施した。英国の毒性委員会と発がん性委員会は、各リスク評価において疫学的および毒性学的エビデンスを定期的にレビューしている。オーストラリア農薬・動物医薬品局は、英国—オーストラリア規制協力「動物用医薬品の同時審査に関するガイダンス」を発表した。
食品安全情報(微生物)

ホールセール大手が肉製品回収

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国CDCは食肉加工品に関連のサルモネラ感染アウトブレイクに関する情報を発表。これに関連して、Sam’s ClubおよびCostcoが関連製品を店舗から撤去した。米国FDAは乳児用調製粉乳のクロノバクター感の予防戦略向上のための最新情報を発表した。
食品スーパー月次業績

カスミ既存店売上減12カ月

主要食品スーパーの2023年12月実績。2023年12月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある36件のうち29件が前年同月以上だった一方、7件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある40件のうち35件が前年同月以上だった一方、5件が前年同月割れだった。 Olympicグループ食品部門の既存店売上高は10.3%減。カスミの既存店売上高は9.0%減で2023年 […]
フードサービス月次業績

既存店売上高2桁増が82件

主要フードサービスの2023年12月実績。2023年12月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある145件のうち131件が前年同月以上だった。とくに既存店売上高が2桁増のデータが82件あった。前年同月割れとなったデータは14件だった。全店売上高では、データのある107件のうち89件が前年同月以上だった一方、18件が前年同月割れだった。
コンビニエンスストア月次業績

大手3社は前年から若干伸び

主要コンビニエンスストアの2023年12月実績。大手3社の既存店売上高は、ファミリーマートが前年比104.7%など各社とも前年同月を上回ったが、大きな伸びは見られなかった。大手3社の既存店客単価はファミリーマートだけ前年を上回ったが、各社とも前年なみ。
食品安全情報(化学物質)

コエンザイムQ10サプリ不要

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツ当局はコエンザイムQ10に関するQ&Aを発表した。昨年末から問題となっている米国のシナモンアップルソースパウチについて、FDAの検査で新たにクロムの汚染が確認された。韓国当局は大麻類似成分が使用されたゼリー・チョコレート製品が流通するという有害情報対応する。
食品安全情報(微生物)

冷燻魚のリステリア症リスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国当局はリステリア症の高リスク集団に対し、RTE(レディ・トゥ・イート)の冷燻魚や保存加工魚の喫食を避けるよう助言している。
食品安全情報(化学物質)

FDAが水素添加油の措置完了

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは部分水素添加油に対する最終行政措置を完了する。米国でシナモンアップルソースパウチに高濃度の鉛が含まれていた問題で、FDAとCDCがそれぞれ調査を進めている。オーストラリア・ニュージーランド食品基準局に、ニホンウズラ由来の培養細胞を新規食品成分として使用することについて認可を求める申請が提出された。
食品安全情報(微生物)

カンタロープ関連のサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。北米で10月以降にカンタロープ(赤肉のマスクメロン)に関連のサルモネラ感染アウトブレイクが発生しており、米国当局とカナダ当局が調査を行っている。
フードサービス月次業績

スシロー好調 くら寿司前年割れ

主要フードサービスの2023年11月実績。2023年11月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある145件のうち133件が前年同月以上だった一方、12件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある107件のうち96件が前年同月以上だった一方、11件が前年同月割れだった。 回転ずしの既存店売上高はスシローが30.3%増と好調だった一方、くら寿司は前年同月を下回っ […]
食品スーパー月次業績

カスミ既存店売上減11カ月

主要食品スーパーの2023年11月実績。2023年11月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある35件のうち31件が前年同月以上だった一方、4件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある39件のうち36件が前年同月以上だった一方、3件が前年同月割れだった。 Olympicグループ食品部門の既存店売上高は9.3%減。カスミの既存店売上高は6.9%減で今年1月から […]
コンビニエンスストア月次業績

客単価前年並み。売上げ微増

主要コンビニエンスストアの2023年11月実績。既存店売上高はローソン(単体)が前年同月比103.2%など、大手3社が前年同月を上回った。ただし、ローソンストア100事業は同99.3%。大手3社の既存店客単価は前年並み。 ミニストップは既存店客数が前年同月を下回った。
食品安全情報(化学物質)

HHCを添加した食品の問題

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツでヘキサヒドロカンナビノール(HHC)を添加した食品通が問題になっている。FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会は二酸化チタンのADIを「特定しない」とした。国際がん研究機関(IARC)会合において、パーフルオロオクタン酸(PFOA)とパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)の発がん性が評価した。
食品安全情報(微生物)

プラム類に関連のリステリア

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国でリステリア感染患者11人が報告されていて、公衆衛生当局が実施した調査では、桃・ネクタリン・プラムが感染源である可能性が高いことが示唆され、さらにFDAが特定社の桃からリステリア株を検出した。
食品安全情報(化学物質)

シナモン使用食品の鉛混入続報

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。第46回コーデックス総会(CAC46)が来週開催される。ジルパテロール塩酸塩の最大残留基準値案の採択が注目される。鉛混入の可能性で商品の回収を行っているWanabana LLCは回収対象を拡大した。欧州委員会(EC)では、グリホサートの認可の更新または拒否について加盟国の合意が特定多数に達しなかった。