食品安全情報(化学物質)

サッカリンDNA損傷誘発せず

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EFSAはサッカリンがヒトへの発がんリスクは低いと評価し、許容一日摂取量(ADI)を引き上げた。COTは食品添加物の二酸化チタン(E171)の健康リスクが低いと結論。シンガポールは食品安全法案を議会に提出し、2025年1月に再審議予定。 注目記事 【EFSA】サッカリン:許容一日摂取量の引き上げ  欧州食品 […]
食品安全情報(微生物)

有機栽培ニンジンのO121

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で有機ニンジンが原因とみられる大腸菌O121感染が18州で39人に発生し、1人が死亡。Grimmway Farms社が供給する製品を自主回収中。一方、RTE食肉製品によるリステリア感染が4州で11人に発生し、妊婦1人と乳児2人が死亡。Yu Shang Food社製品が感染源と判明し調査が進行中。 注目記 […]
フードサービス月次業績

既存店客数、客単価ともに増

主要フードサービスの2024年10月実績。2024年10月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある138件のうち95件が前年同月以上だった一方、43件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある105件のうち71件が前年同月以上だった一方、34件が前年同月割れだった。 既存店売上高は、丸千代山岡家が20.7%増だったのを含め2桁増が14件あった。既存店売上が好 […]
食品スーパー月次業績

既存店は微増・客数増の傾向

主要食品スーパーの2024年10月実績。2024年10月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある35件のうち23件が前年同月以上だった一方、12件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある38件のうち27件が前年同月以上だった一方、11件が前年同月割れだった。 成城石井が5.0%増のほか、平和堂、イオン九州などが比較的好調。全体的には既存店は微増の傾向。既存店 […]
食品安全情報(微生物)

米国マクドナルドO157続報

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国マクドナルド社の商品に関連して発生している大腸菌O157:H7感染アウトブレイクについて、米国当局は調査を継続している。疫学・追跡調査によるデータは、同社の店舗で提供された生鮮細切りタマネギが本アウトブレイクの感染源である可能性が高いことを示している。 注目記事 【米国】マクドナルド社提供食品に関連の大 […]
食品安全情報(化学物質)

二酸化チタン遺伝毒性根拠薄い

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国毒性委員会は二酸化チタンの遺伝毒性について声明を発表した。米国FDAのヒト用食品プログラムはリスク管理の活動を微生物関連、化学物質、栄養の3つの主要領域に集中する。FDAはまた、魚のヒスタミン濃度規準を引き下げた。ドイツ当局はナノマテリアルに関するQ&Aの更新版を発表した 注目記事 【COT】二酸化チタ […]
コンビニエンスストア月次業績

大手3チェーンなど前年クリア

主要コンビニエンスストアの2024年10月実績。既存店売上高はローソンストア100事業を除いて各社前年比プラス。ローソン事業(ローソン・ナチュラルローソン)は前年同月比4.8%プラスだった。セブン-イレブンも4カ月続いた前年割れを脱した。
食品安全情報(微生物)

米国マクドナルドのO157

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国の「マクドナルド」で「クォーターパウンダー」を喫食した人たちに大腸菌O157:H7アウトブレイク株感染患者が発生。原因食品が商品に使用された細切りタマネギか牛ひき肉かを特定するため追跡調査が行われている。 注目記事 【米国】マクドナルドの商品に関連のO157:H7感染アウトブレイク  米国疾病予防管理セ […]
食品安全情報(化学物質)

WHOの食物アレルゲン資料

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは食物アレルゲンに関する概要シリーズ4件を公表した。欧州食品安全機関(EFSA)は、新規食品に関する規則の対象となるEU域外国由来伝統食品の認可申請に関する科学的ガイダンスの更新版を発表した。コーデックス委員会の新事務局長が、コーデックス委員会についてのわかりやすい説明を行っている。 注目記事 【WH […]
フードサービス月次業績

山岡家が前月に続き30%増

主要フードサービスの2024年9月実績。2024年9月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある138件のうち128件が前年同月以上だった一方、10件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある105件のうち85件が前年同月以上だった一方、20件が前年同月割れだった。 既存店売上高は、丸千代山岡家が30.3%増。20%以上増は他にサイゼリヤ(25.0%増)、あさ […]
食品スーパー月次業績

既存店客数・売上高前年並み

主要食品スーパーの2024年9月実績。2024年9月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある35件のうち29件が前年同月以上だった一方、6件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある38件のうち31件が前年同月以上だった一方、7件が前年同月割れだった。 既存店売上高が5%以上伸びたデータは3件で、既存店売上高、既存店客数とも前年並みから微増のデータが目立った。
食品安全情報(化学物質)

ヒト用食品プログラム運用開始

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは「ヒト用食品プログラム」の運営を2024年10月1日に開始した。欧州食品安全機関は、新規食品の認可申請に関するガイダンスの更新版を発表した。EUの新規食品の認可申請では非常に詳細な情報の提出が求められる。 注目記事 【EFSA】新規食品をナビゲートする:EFSAの更新ガイダンスは安全性評価におい […]
食品安全情報(微生物)

感染追跡にクレカ情報を利用

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。「Eurosurveillance」は、多くの国の人が集まる場で人々が病原体に曝露した場合には、クレジットカード情報を使用することの有効性が注目されること、有効な国際協力ネットワークが重要であることを指摘する記事を掲載している。WHOによると、2023年にはコレラによる年間死亡者数が著しく増加した。 注目記 […]
コンビニエンスストア月次業績

セブン既存店前年割れ4カ月

主要コンビニエンスストアの2024年9月実績。セブン-イレブンは既存店客数が前年同月並みだったが、既存店客単価は前年より低下し、既存店売上高は4カ月連続で前年割れとなった。既存店客数はファミリーマート、ローソンストア100事業、ミニストップも前年を下回った。