食品安全情報(化学物質)

フタル酸エステルの規制見直し

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)と米国食品医薬品局(FDA)が、食品接触物質に使用されるフタル酸エステル類に関する記事を発表した。英国食品基準庁(FSA)は、アクリルアミド生成回避に関して、家庭でのジャガイモの保管では冷蔵庫選択してもよいと助言を更新した。
食品安全情報(微生物)

水耕栽培のサルモネラ感染防止

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは昨年発生したサルモネラ感染アウトブレイクの調査に関する報告書の内容を受け、水耕栽培など環境制御型農業の現場に関する推奨事項を発表した。米国CDC他当局はピーナッツバター関連のサルモネラ感染アウトブレイク調査を行っており、報告は特定ブランドの製品により感染したことを示唆している。
フードサービス月次業績

各社前年同月を大幅に上回る

2022年4月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、148件のデータのうち140件が前年同月以上だった一方、8件が前年同月割れとなった。全店売上高では、107件のデータのうち95件が前年同月以上だった一方、12件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

客数減。外食の回復も影響か

主要食品スーパーの2022年4月実績。各社とも既存店客数は前年同月を下回った。客単価は上昇している例が多い。既存店売上高はデータがある38件のうち前年同月をクリアしたのは17件だった。食品スーパー関係者には、外食の回復も影響しているという見方がある。
お知らせ

記事のURLの変更について

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食品安全情報(化学物質)

ジュースに含まれる鉛の基準値

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国食品医薬品局(FDA)はジュース中の鉛に関するアクションレベルを示す事業者向けガイダンス案を発表した。このアクションレベルは国際規格であるCodexの最大基準値よりも低い値が採用されている。FDAはまた、デルタ-8THCを含む製品を販売した5社に警告文書を発行した。
コンビニエンスストア月次業績

客数前年クリアはファミマのみ

主要コンビニエンスストアの2022年4月実績。既存店客数は前月に続きファミリーマートを除く各社とも前年同月を割っている。各社とも客単価は上昇傾向。売上高はローソンストア100とミニストップが前年同月を下回った。そのほかはほぼ前年並みで推移。
食品安全情報(化学物質)

水産物の再検査の手順を示す

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国食品医薬品局は、違反物質等の混入した製品を取り除いて再検査を受けるリコンディショニングの手順を水産物についても示した。同局はまた、ボトル入り飲料水に添加されたフッ化物の許容濃度を改訂した。同局はまた、法律で指定する主要食物アレルゲン以外の食物アレルゲンの評価のためのガイダンス案を発表した。
食品安全情報(微生物)

チョコ製品のサルモネラ続報

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。イギリスが報告したチョコレート菓子に関連のサルモネラについて、当局の調査は続いており、メーカーは回収対象を拡大した。欧州の9カ国で同様の事象があり、4月8日までにイギリスと他の欧州9カ国で計150人の患者が報告されている。イギリスと欧州諸国の患者由来株は遺伝学的に相互に近縁であることが示されている。
フードサービス月次業績

既存店売上前年同月以上が7割

2022年3月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、147件のデータのうち101件が前年同月以上だった一方、46件が前年同月割れとなった。全店売上高では、108件のデータのうち69件が前年同月以上だった一方、39件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

前年の反動で売上高は好データ

主要食品スーパーの2022年3月実績。ヤオコー、ハローズ、ベルク、いなげや、ライフは既存店客数が前年同月を上回った。一方、客単価はマルエツとヤオコーを除き全体に上昇傾向。既存店売上高はデータのある37件のうち25件が前年同月を上回り、12件が下回った。2021年3月も既存店客数が前年同月を下回る例が多かったが、同時に客単価も低下し、売上高が前年同月を下回る例が多かった。当月の既存店データにはその反 […]
食品安全情報(化学物質)

ヒマワリ油代替原料への対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁とスコットランド食品基準庁は、ウクライナ紛争の影響でヒマワリ油の供給が逼迫する可能性を受けて、ヒマワリ油の精製菜種油への代替に関するリスク評価を発表した。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、食用にできる植物と有毒植物の誤認による食中毒について注意を呼び掛けている。
食品安全情報(微生物)

カナダ産生カキのノロウイルス

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。カナダのブリティッシュ・コロンビア州産の生カキのノロウイルス感染アウトブレイクが3月に発生し、調査が継続している。イギリスではチョコレート製品に関連するサルモネラ感染アウトブレイクがあり、特定ブランドの製品について注意喚起が発出され、メーカーは回収を開始している。
コンビニエンスストア月次業績

客単価上昇しながら客数減続く

主要コンビニエンスストアの2022年3月実績。ファミリーマートを除く各社が既存店客数減。客単価は各社とも上昇傾向で、既存店売上高はローソンストア100事業とポプラ以外は前年水準でクリアした。既存店の動きとして、客単価が上昇しながら客数が減少する傾向は2020年から続いている。CVS利用が、必要なものをその都度買う形から、ある程度まとめて買うSM寄りのスタイルへシフトし強まりつつあることがうかがえる […]