食品安全情報(微生物)

生のクッキー生地を食べないで

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国のCDCはじめ当局は複数州で発生しているサルモネラ感染アウトブレイクを調査しており、疫学データはPapa Murphy’s社製の生のクッキー生地が感染源となっている可能性を示している。CDCは生のクッキー生地を喫食しないよう繰り返し注意喚起を行っている。
食品安全情報(化学物質)

プラ代替品に含まれる化学物質

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは、体重管理等の手段としてノンシュガー甘味料を使用しないことを勧める、という条件付き勧告を発表した。オランダ当局は、使い捨てプラスチック代用素材の使用実態とそれらに含まれる可能性のある化学物質について有害性と食品への移行性について調査した。
食品安全情報(微生物)

欧州チキンのサルモネラリスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州と米国で2017年6月以降に発生し現在も継続しているサルモネラ感染アウトブレイクの調査で、EUの家禽肉生産チェーンにおいて関連株のクローンが蔓延していることが示された。ドイツ当局の調査によると、肥育動物への抗生物質の使用は次第に減少している。
フードサービス月次業績

9割のデータが前年同月以上

2023年4月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、133件のデータのうち123件が前年同月以上だった一方、10件が前年同月割れとなった。全店売上高では、101件のデータのうち90件が前年同月以上だった一方、11件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

売上増5%以上のデータ14件

主要食品スーパーの2023年4月実績。既存店売上高が前年同月を5%以上上回ったデータが14件あるほか、U.S.M.Hのカスミなど一部を除いて各社が前年同月を上回り、全体に好調。既存店客数は前年同月を上回ったデータと前年同月に達しなかったデータが半々。客単価はU.S.M.Hの全体、マルエツ、カスミを除く各社で前年同月を上回った。
食品安全情報(化学物質)

ビスフェノールA欧州の不一致

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)が食品に含まれるビスフェノールA(BPA)に関する再評価を行い、新しい耐容一日摂取量(TDI)と消費者の健康に懸念があるとの結論を発表した。EFSAのこの発表に対し、欧州医薬品庁(EMA)とドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は、これらに同意しないとの見解を示している。
食品安全情報(微生物)

食品由来疾患被害の実態推定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界保健機関(WHO)の食品由来疾患被害実態疫学リファレンスグループ2021-2024が第4回会議を開催した。
コンビニエンスストア月次業績

客数・客単価とも前年上回る

主要コンビニエンスストアの2023年4月実績。既存店売上高はローソン事業(ローソン・ナチュラルローソン)が前年同月比6.0%増、ファミリーマート国内(単体ベース)が同5.3%増など各社とも前年同月を上回った。既存店客数は、ミニストップ以外の各社が前年同月を上回った。客単価も各社とも前年同月を上回った。とくにローソンストア100事業は客単価が前年同月比5.2%増となっている。
食品安全情報(化学物質)

はちみつの食品偽装対策を強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会の調査によると、EUへ輸入された蜂蜜320品の約半数に他の糖類が混入し違反の可能性があった。米国環境保護庁は、滅菌に使用されるエチレンオキシドについて、労働者の健康を保護するために新しい規制を提案した。シンガポール保健科学庁は強力な医薬品成分が含まれている健康食品について注意を呼びかけている。
食品安全情報(微生物)

食品安全文化に関するセミナー

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは、食品安全文化に関する取り組みとして実施されているオンラインセミナーシリーズの第7回「食品安全サミットからの生配信:食品安全文化を評価する」を2023年5月11日に開催する。組織における食品安全文化の評価の重要性に焦点を当てる。
フードサービス月次業績

2月に続きアルコール系が改善

2023年3月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、142件のデータのうち134件が前年同月以上だった一方、8件が前年同月割れとなった。全店売上高では、104件のデータのうち99件が前年同月以上だった一方、5件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

既存店前年同月クリアは30件

主要食品スーパーの2023年3月実績。既存店売上高が前年同月を上回ったのは、データがある40件のうち30件だった。イオン九州SM・DS業態で8.7%増だった等を除くと、大きな売上増となったデータは少ない。既存店客数は前年同月並みか下回ったデータが多かった。
食品安全情報(化学物質)

細胞ベース食品のハザード同定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOとWHOが細胞ベースの食品の安全性に関する専門家会合を開催し、その報告書を発表した。欧州食品安全機関は、食品中のN-ニトロソアミン類による健康へのリスクについて科学的意見を発表した。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、ワイルドガーリックと他の有毒な植物との誤認について注意喚起を行っている。
食品安全情報(微生物)

生の小麦粉喫食でのサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国の複数州小麦粉を使った生の生地または衣の喫食に関連したサルモネラ感染アウトブレイクが発生している。米国で昨年発生した冷凍ファラフェルに関連の大腸菌O121感染アウトブレイクで、供給元のメーカーは関連製品の回収を開始した。
コンビニエンスストア月次業績

各チェーンとも既存店売上高増

主要コンビニエンスストアの2023年3月実績。各チェーンとも既存店売上高が前年同月を上回った。とくに、ローソン事業が前年同月比6.5%増、ファミリーマートが同5.6%増と好調だった。ローソンストア100事業とミニストップを除く大手チェーンで既存店客数は前年同月より増加し、既存店の客単価も上昇傾向だった。 ミニストップは3月に1店舗を開店した一方53店舗を閉店し、月末店舗数は1,855店舗となった。