フードサービス月次業績

9割が既存店前年同月クリア

2023年6月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、140件のデータのうち130件が前年同月以上だった一方、10件が前年同月割れとなった。全店売上高では、105件のデータのうち93件が前年同月以上だった一方、12件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

売上増。客単価上昇例が多い

主要食品スーパーの2023年6月実績。既存店売上高は、データがある37件のうち33件が前年同月を上回った。既存店客数が前年同月を上回ったのは、データがある25件のうち9件。既存店客単価はデータがある24件のなかでは1件を除いていずれも上昇した。
食品安全情報(化学物質)

アスパルテーム有害の懸念ない

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。アスパルテームについて、FAO/WHO合同食品添加物専門委員会(JECFA)の評価は摂取の状況と量を考慮している一方、国際がん研究機関(IARC)は発がんの可能性について説得力のある根拠がどの程度あるのかのみを評価している。欧州食品安全機関(EFSA)はグリホサートに重要な懸念分野は特定されずと報告した。
食品安全情報(微生物)

冷凍角切りトマトのサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。2021年1〜2月にフィンランド西部の飲食店で発生した冷凍角切りトマトに関連してサルモネラについて、Eurosurveillanceが論文を掲載している。
コンビニエンスストア月次業績

大手各社が前年同月を上回る

主要コンビニエンスストアの2023年6月実績。既存店売上高は各社とも前年同月を上回った。既存店客数はローソンストア100事業とミニストップが前年同月を下回ったが、他の各社は上回った。既存店客単価は各社ともに上昇している。とくにローソンストア100事業は7.6%の上昇となっている。
食品安全情報(化学物質)

農産品の食品偽装が大幅に増加

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会(EC)が発表した2022年の警戒協力ネットワークの報告書によると、この1年間に農業食品の偽装行為が大幅に増加した。国際がん研究機関(IARC)のアスパルテームに関する評価結果が、参加者が機密保持の同意書に署名しているにもかかわらず、公式発表の前にメディアにリークされて注目の的になっている。
食品安全情報(微生物)

WHOが食品規格で呼びかけ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界食品安全デー2023は、「食品規格がいのちを救う」(Food standards save lives)をテーマに、食品の規格がどのように食品の安全性を確保するかについて注目した。WHOは、政策決定者、食品事業者、教育関係者、消費者それぞれに向けて行動の呼びかけを行った。
フードサービス月次業績

既存店売上前年超は131件

2023年5月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、139件のデータのうち131件が前年同月以上だった一方、8件が前年同月割れとなった。全店売上高では、104件のデータのうち90件が前年同月以上だった一方、14件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

売上増多いが前年割れの例も

主要食品スーパーの2023年5月実績。既存店売上高は、データがある36件の中では5%以上伸びたデータが7件をはじめ31件が前年同月を上回った一方、5件が前年同月に達しなかった。既存店客数は、データがある24件の多くは前年並みで推移したが、15件は前年同月に達しなかった。既存店客単価は、データがある23件中1件を除くすべてで前年同月から上昇した。
食品安全情報(化学物質)

英:植物素材混合プラ売るな

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁(FSA)は、麦わらや竹などの植物由来の素材を含む食品接触物質の安全性を評価するための情報を収集している。米国食品医薬品局(FDA)は、PFASに関する新しい分析について最新情報を報告する。食品基準スコットランド(FSS)はフローズンドリンクのグリセロールの量について調査している。
食品安全情報(微生物)

2023年第1四半期の対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界保健機関(WHO)の国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第1四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。
コンビニエンスストア月次業績

大手3社は既存店5%以上増

主要コンビニエンスストアの2023年5月実績。既存店売上高はファミリーマート6.2%増、ローソン(単体)5.8%増、セブン-イレブン・ジャパン5.4%増をはじめ、ミニストップを除く各社が前年同月を上回った。既存店客数も、ミニストップとローソンストア100事業を除く各チェーンが前年同月を上回った。既存店客単価はすべてのチェーンで前年同月を上回った。
食品安全情報(化学物質)

リンゴジュース中の無機ヒ素

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは食品中の化学物質の安全性を確保するために、どのようなアプローチを強化していくのかを発表した。FDAはまた、リンゴジュース中の無機ヒ素のアクションレベルに関する最終ガイダンスを発表した。欧州食品安全機関(EFSA)は、水産品のBAC、DDACおよび塩素酸塩の残留について暴露評価を実施した。
食品安全情報(微生物)

生のクッキー生地を食べないで

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国のCDCはじめ当局は複数州で発生しているサルモネラ感染アウトブレイクを調査しており、疫学データはPapa Murphy’s社製の生のクッキー生地が感染源となっている可能性を示している。CDCは生のクッキー生地を喫食しないよう繰り返し注意喚起を行っている。
食品安全情報(化学物質)

プラ代替品に含まれる化学物質

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは、体重管理等の手段としてノンシュガー甘味料を使用しないことを勧める、という条件付き勧告を発表した。オランダ当局は、使い捨てプラスチック代用素材の使用実態とそれらに含まれる可能性のある化学物質について有害性と食品への移行性について調査した。