食品安全情報(化学物質)

アセスルファムKの安全性確認

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOはサプリや機能性食品の安全性と規制課題に関する報告書を発表。食品安全性の重要な面について概説し、各国の規制の枠組みも検証。欧州食品安全機関はアセスルファムKの再評価で安全性に懸念なしとした。一方、添加物としての銀は再評価でも結論出せず。FDAは外国製造施設への抜き打ち査察を拡大する。 注目記事 【FA […]
食品安全情報(微生物)

調理担当の受刑者がA型肝炎

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国の複数州で発生した家禽に関連のサルモネラ感染を受けて、当局は小規模飼育の家禽類を取り扱う際の衛生手順遵守を呼びかけている。米国の刑務所で確認されたA型肝炎陽性受刑者が調理を担当していたことがわかった。当該患者と接触した可能性のある受刑者の3割が出所していたが、迅速な曝露後予防接種の実施が行われた。 注目 […]
コンビニエンスストア月次業績

既存店客数は前年並みで推移

主要コンビニエンスストアの2025年4月実績。既存店売上高は、ファミリーマートが4.7%増、ローソン(単体)が4.0%増だった。セブン-イレブンは前年比101.0%と前年並み。各社とも既存店客数は前年並みで、客単価の上昇で売上高を押し上げた。 7&IHDセブン-イレブン・ジャパンの既存店は、売上高101.0%、客数100.0%、客単価101.0%。月末店舗数21,549店。 ファミリーマ […]
食品安全情報(化学物質)

米当局が石油系着色料廃止発表

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOは、今後25年で登場が予想される44種の食品イノベーションを9分類で特定し、食品安全への備えを呼びかけた。米FDAは石油由来合成着色料の段階的に廃止するための一連の新たな措置を発表した。FDAはまた、ボトル入り飲料水197件のPFAS検査結果も公表した。 注目記事 【FAO】2050年までに新たに出現 […]
食品安全情報(微生物)

鳥インフル ウイルス変異を追跡

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。鳥インフルエンザのヒトへの適応とパンデミック化の懸念が高まる中、ECDCとEFSAはOne Healthアプローチに基づき科学的助言を発表。ウイルスの遺伝子解析、動物・ヒトの監視強化、バイオセキュリティ、ワクチン接種、医療従事者向け研修、組織的対応計画の策定など包括的対策が求められている。 注目記事 【欧州 […]
フードサービス月次業績

既存店2桁増 山岡家など14件

主要フードサービスの2025年3月実績。2025年3月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある138件のうち93件が前年同月以上だった一方、45件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある106件のうち70件が前年同月以上だった一方、36件が前年同月割れだった。 既存店売上高が2桁増だったデータは14件あった。既存店客数増が顕著だったのは、既存店客数20.9 […]
食品スーパー月次業績

イズミ、関西スーパーなど好調

主要食品スーパーの2025年3月実績。2025年3月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある36件のうち32件が前年同月以上だった一方、4件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある39件のうち37件が前年同月以上だった一方、2件が前年同月割れだった。 既存店売上高が5%以上増加したデータは9件あった。イズミ(9.1%増)、関西スーパーマーケット(8.4%増) […]
食品安全情報(化学物質)

輸入食品審査システムにAI

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOは精密発酵の食品安全に関する報告書を発表。EU27カ国他は、動物用抗菌薬のEU初の販売・使用に関するデータを収集し、年次サーベイランス報告書として発表。韓国MFDSはAIを活用した輸入食品審査システムで国際認証を取得し、書類処理の自動化も導入。各国で食の安全と効率化が進む。 注目記事 【FAO】精密発 […]
食品安全情報(微生物)

裏庭養鶏に衛生の啓発が必要

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で小規模飼育の家禽類との接触に関連し、複数州にわたるサルモネラ感染が発生。2024年1月〜9月に470人が感染し、1人が死亡。患者の半数以上が発症前に家禽類を入手していた。CDCは衛生対策の徹底を呼びかけ、州の当局と家禽類の販売者らと協力して、家禽類を初めて所有する人への啓発等に取り組んでいる。 注目記 […]
コンビニエンスストア月次業績

ファミマが既存店5.2%増

主要コンビニエンスストアの2025年3月実績。ファミリーマートは既存店売上高が5.2%増。客数は前年並みだったが、客単価が4.6%上昇した。ローソンは既存店売上高3.6%増。やはり客数は前年並みだったが、客単価が3.3%上昇した。セブン-イレブンは客数、客単価とも前年並みで、既存店売上高上昇は1.0%に留まった。 7&IHDセブン-イレブン・ジャパンの既存店は、売上高101.0%、客数1 […]
食品安全情報(化学物質)

新ゲノム技術規制緩和の流れ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EU理事会は新しいゲノム技術(NGT)植物の規則案に関する交渉方針を承認した。この案では、NGT植物をGMO法の規則を適用するものとそうでないものとの2つのカテゴリーに区分している。FDAは亜酸化窒素吸入の危険性を警告。FDAはまた、食品汚染物質の基準値を一元化した検索ツールを公開した。 注目記事 【EC】 […]
食品安全情報(微生物)

加工用の水を消毒しないリスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州抗生物質啓発デーに合わせて発表された報告によると、欧州域内で多剤耐性腸内細菌が持続的に拡散しており、医療・地域の両面で感染対策が急務となっている。また、欧州食品安全機関は生鮮・冷凍の野菜・果実等の加工用プロセス水における消毒不足が、リステリアやサルモネラなどの検出リスクを引き起こすと報告した。 注目記事 […]
フードサービス月次業績

低単価好調。ディナー伸び悩み

主要フードサービスの2025年2月実績。2025年2月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある137件のうち84件が前年同月以上だった一方、53件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある105件のうち63件が前年同月以上だった一方、42件が前年同月割れだった。 既存店売上高が2桁増だったデータは14件あった。既存店客数増が顕著だったのは、丸千代山岡家(19 […]
食品スーパー月次業績

客数伸びず全体に前年並み傾向

主要食品スーパーの2025年2月実績。2025年2月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある36件のうち31件が前年同月以上だった一方、5件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある39件のうち37件が前年同月以上だった一方、2件が前年同月割れだった。 既存店売上高が5%以上増加したのは、ハローズ(6.2%増)ヤマザワ(5.8%増)。既存店客数はいなげやが2. […]
食品安全情報(化学物質)

食物アレルゲン情報は書面で

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁は、外食産業向けに食物アレルゲン情報提供に関するガイダンスを更新、書面での情報提供を推奨。米国FDAは培養豚脂肪細胞を使った食品の市販前協議を完了。USDAによる次の段階の審査が予定されている。欧州環境庁(EEA)は気候変動によるカビ毒暴露の増加とその健康影響について報告した。 注目記事 【F […]