すいか、アンデスメロンなど増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2022年4月第3週（4月15日〜4月21日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量1,138t（前週比100％、前年同期比90％）。

日ごとの動き

前週比では、不知火、はっさく、りんご、いちごなどが減少したが、すいか、アンデスメロン、こだますいかなどが増加したため、増減なしとなった。

前年同期比では、あまなつかん、アールスメロン、不知火などが増加したが、すいか、アンデスメロン、りんごなどが減少したため、10％の減少となった。

市況は前週比、前年同期比ともに保合となった。

品目別の動き

あまなつかん　熊本県、鹿児島県等から入荷し、前週比3％の増加となった。熊本県産の価格は保合となった。

はっさく　和歌山県を中心に入荷したが、前週比23％の減少となった。和歌山県産の価格は強保合となった。

不知火　熊本県を中心に長崎県等から入荷したが、前週比25％の減少となった。熊本県産の価格は弱保合となった。

清見　愛媛県を中心に和歌山県等から入荷したが、前週比7％の減少となった。愛媛県産の価格は保合となった。

りんご　青森県産の貯蔵物「サンふじ」を中心に入荷したが、前週比9％の減少となった。価格は青森県産「ふじ」は弱保合、「王林」は強含みとなった。

いちご　栃木県を中心に福岡県等から入荷したが、前週比9％の減少となった。天候不順、気温の変化が激しいことからイタミ果の発生が増えてきており、価格は栃木県産「とちおとめ」は保合、福岡県産「あまおう」は弱含み、静岡県産「紅ほっぺ」、佐賀県産いちごさん」は弱保合となった。

アールスメロン　静岡県を中心に熊本県等から入荷し、前週比3％の増加となった。静岡県産の価格は弱含みとなった。

アンデスメロン　熊本県を中心に茨城県から入荷した。露地物に切り替わったため、前週比41％の大幅な増加となった。熊本県産の価格は弱保合となった。

すいか　熊本県を中心に入荷し、前週比72％の大幅な増加となった。熊本県産の価格は保合となった。

こだますいか　茨城県を中心に群馬県等から入荷し、前週比37％の大幅な増加となった。引き合いは弱く、茨城県産の価格は保合となった。

主な農産物（果実）の市況（2022年4月第3週）