静岡県産アールスメロン強含み

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2022年2月第1週（2月4日〜2月10日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量1,672t（前週比97％、前年同期比103％）。

日ごとの動き

前週比では、不知火、アールスメロン、いちご等が増加したが、ポンカン、キウイ、みかん等が減少したため3％の減少となった。

前年同期比では、りんご、キウイ、あまなつかん等が減少したが、不知火、せとか、ポンカン等が増加したため、3％の増加となった。

市況は前週比で保合、前年同期比で強含みとなった。

品目別の動き

みかん　静岡県を中心に熊本県等から入荷したが、前週比15％の減少となった。静岡県産普通みかんの価格は保合となった。

ポンカン　愛媛県を中心に熊本県等から入荷したが、前週比20％の減少となった。荷動きはやや鈍く、愛媛県産の価格は弱保合となった。

あまなつかん　熊本県を中心に鹿児島県等から入荷したが、前年同期比4％の減少となった。熊本県産の価格は強保合となった。

いよかん　愛媛県を中心に入荷したが、前週比14％の減少となった。愛媛県産の価格は強含みとなった。

はっさく　和歌山県を中心に広島県等から入荷したが、前週比8％の減少となった。和歌山県産の価格は保合となった。

不知火　熊本県、愛媛県等から入荷した。愛媛県産の露地物の出荷が始まり、前週比83％の大幅な増加となった。熊本県産の価格は保合となった。

きんかん　宮崎県を中心に鹿児島県等から入荷したが、前週比15％の減少となった。宮崎県産の価格は保合となった。

りんご　青森県を中心に長野県等から入荷したが、前週比3％の減少となった。青森県産「ふじ」の価格は保合、「王林」の価格は強保合となった。

いちご　栃木県を中心に福岡県等から入荷し、福岡県産が2番果の出荷ピークに入ってきており、前週比10％の増加となった。栃木県産「とちおとめ」は弱保合、福岡県産「あまおう」の価格は保合となった。

アールスメロン　静岡県を中心に熊本県等から入荷し、前週比17％の増加となった。静岡県産の価格は強含みとなった。

主な農産物（果実）の市況（2022年2月第1週）