各種減。市況は前週比で保合

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2021年12月第1週（12月9日〜12月3日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,306t（前週比94％、前年同期比92％）。

日ごとの動き

前週比ではかぼちゃ、さといも、さつまいも等が増加したが、ピーマン、ミニトマト、だいこん等が減少したため、6％の減少となった。

前年同期比では、たまねぎ、さといも、ごぼう等が増加したが、じゃがいも、セルリー、ブロッコリー等が減少したため、8％の減少となった。

市況は前週比で保合、前年同期比で区々となった。

品目別の動き

だいこん　千葉県を中心に神奈川県等から入荷したが、千葉県産・神奈川県産12月から出荷調整となり、前週比で19％の減少となった。千葉県産の価格は保合となった。

にんじん　千葉県を中心に埼玉県等から入荷したが、前週比で7％の減少となった。全体量は多いため、荷動きは鈍く、千葉県産の価格は弱保合となった。

キャベツ　愛知県を中心に千葉県等から入荷したが、前年同期比で3％の減少となった。千葉県産の価格は前年同期比で保合となった。

レタス　静岡県を中心に長崎県等から入荷したが、降雨の影響で週末にやや数量減少し、前年同期比で12％の減少となった。茨城県産の価格は前年同期比で強保合となった。

はくさい　茨城県を中心に入荷したが、前週比で11％の減少となった。茨城県産の価格は強保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に茨城県等から入荷したが、前週比で10％の減少となった。群馬県産の価格は強保合となった。

きゅうり　宮崎県、千葉県等から入荷したが、前年同期比で9％の減少となった。宮崎県産の価格は前年同期比で保合となった。

なす　高知県を中心に入荷したが、前週比で5％の減少となった。高知県産の価格は強保合となった。

トマト　熊本県を中心に愛知県等から入荷したが、前週比で3％の減少となった。これまでの高値で荷動きは鈍く、相場は下落傾向で、熊本県産の価格は弱保合となった。

ピーマン　宮崎県、茨城県等から入荷したが、茨城県産の秋作が終盤に入り、前年同期比で16％の減少となった。茨城県産の価格は前年同期比で強保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2021年12月第1週）