日本能率協会総合研究所(代表取締役加藤文昭、東京都港区)は、女性の購買行動に与える雑誌の影響力を調査した。全体で最も影響力を持っている雑誌のトップ3は「オレンジページ」「レタスクラブ」「クロワッサン」で、20代女性では同「sweet」「オレンジページ」「ViVi」だった。
調査は、首都圏・中京圏・近畿圏に居住する16歳~69歳の女性を対象にインターネット調査で行った。実査期間は2011年7月27日~8月2日で、有効回収数は1万名。
このうち、閲読している雑誌の記事や広告で紹介されている商品・サービス等について、最近3カ月の間に「購入したまたは利用した」または「購入・利用の参考にした」回答者の割合を買物影響度として発表している。
それによると、女性の購買行動に与える影響力を最も持っている雑誌のトップは「オレンジページ」(オレンジページ/影響度15.0%)で、「レタスクラブ」(角川マガジンズ同8.9%%)、「クロワッサン」(マガジンハウス/同7.9%)が続いた。
また、20代女性の購買行動に与える影響力を最も持っている雑誌のトップは「sweet」(宝島社/同12.5%)で、「オレンジページ」(同11.5%)、「ViVi」(講談社/同10.1%)が続いた。
調査報告書「雑誌パワー・インデックス年報〈女性購読誌編〉2011-2012 ~女性の購買行動に対する『雑誌の影響力』を明らかにする~」は8万5000 円(税込8万9250円)で販売している。