だいこん、ゴーヤ、かぼちゃ増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2020年7月第2週（7月10日〜7月16日）の概況より。

日ごとの動き

開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

1日平均入荷量は総量5,222t（前週比98％、前年同期比101％）。

前週比ではだいこん、レイシ、かぼちゃ等が増加したが、にんじん、ブロッコリー、ほうれんそう等が減少したため、2％の減少となった。

前年同期比では、かぼちゃ、だいこん、こまつな等が減少したが、じゃがいも、レイシ、なす等が増加したため、1％の微増となった。

市況は、前週比、前年同期比ともに強保合となった。

品目別の動き

だいこん　北海道を中心に青森県等から入荷し、前週比11％の増加となった。北海道産の価格は保合となった。

にんじん　青森県を中心に北海道等から入荷したが、北海道の早場産地が終盤により減少し、前週比20％の減少となった。青森県産の価格は保合となった。

キャベツ　群馬県を中心に岩手県等から日々増量して入荷し、前週比8％の増加となった。群馬県産の価格は弱保合となった。

レタス　長野県を中心に群馬県等から入荷したが、長野県産が降雨続きで生育が遅れて、前週比7％の減少となった。全体量が減少したため相場上昇し、長野県産の価格は強保合となった。

はくさい　長野県を中心に群馬県等から入荷したが、降雨続きで生育が遅れて、前週比3％の減少となった。長野県産の価格は保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に栃木県等から入荷したが、雨天の影響から減少し前週比13％の減少となった。引き合いが強く、群馬県産の価格は強保合となった。

ねぎ　茨城県を中心に千葉県等から入荷したが、前週比5％の減少となった。降雨の影響で入荷量が少なく相場が上昇し、茨城県産の価格は強保合となった。

きゅうり　福島県を中心に岩手県等から入荷し、前週比3％の増加となった。福島県産の価格は保合となった。

なす　群馬県を中心に栃木県等から入荷したが、風雨の影響で数量が減少し、前週比10％の減少となった。群馬県産の価格は保合となった。

トマト　北海道、青森県等から入荷したが、前週比1％の微減となった。群馬県産の価格は弱保合となった。

ピーマン　茨城県を中心に岩手県等から入荷し、前週比4％の増加となった。茨城県産の価格は保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2020年7月第2週）