メバチ7割増加。カツオも増

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2020年1月第4週(1月24日〜1月30日)の概況より。

日ごとの動き

29日(水)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ5%の減少。

1日平均取扱数量は総量1,290t(前週比104%、前年同期比105%)。このうち鮮魚類は606t(前週比95%、前年同期比100%)、冷凍魚類は280t(前週比127%、前年同期比109%)、塩干加工品は404t(前週比106%、前年同期比111%)。

1月24日(金) 週末の取引、買い気は低調。アジやサバ、ブリが値を下げるなど、相場全体では軟調

1月25日(土) 休市前の取引、買い気は引き続き低調。サバやカツオ、スルメが値を下げるなど、相場全体では弱保合

1月27日(月) 週明けの取引、買い気は引き続き低調。アジやイワシが値を上げる一方、ブリは値を下げるなど、相場全体では小動き

1月28日(火) 休市前の取引、買い気は引き続き低調。サバやカツオ、メジが値を上げるなど、相場全体では小高い

1月30日(木) 休市明けの取引、買い気は引き続き低調。アジやサバ、イワシ、スルメが値を下げるなど、相場全体では軟調

品目別の動き

アジ 中型が長崎、中小型が石川主体に入荷。前週に比べ数量は27%減少し、価格は中型が約1.5倍に上昇、中小型が約1割安。

サバ 千葉主体に入荷。前週に比べ数量は7%減少し、価格は2割安。

イワシ 千葉主体に入荷。前週に比べ数量はほぼ変わらず、価格はわずかに下落

スルメイカ 富山主体に入荷。前週に比べ数量は5%増加し、価格は約0.5割安。

カツオ 東京主体に入荷。前週に比べ数量は20%増加し、価格は約1割高。

ムキカキ わずかに増加し、三陸産の価格は3割高。

主な水産物の市況(2020年1月第4週)

品目1日平均上場数量(t)前週比(%)前年同期比(%)主産地銘柄卸売価格(㎏/円)
マグロ30.48987各地6,188
海外3,456
メバチ84.4174122各地※冷凍1,055
アジ387388長崎637
石川中小432
サバ40.89381千葉313
イワシ26.610176千葉296
スルメイカ13.5105169富山890
冷スルメイカ1.39350各地-
サンマ4.698102各地解凍-
カレイ11.576121北海道-
青森ほかマコ675
北海道アカ680
北海道アサバ486
ハマチ42.1102112愛媛ほか野〆918
塩サケ13.99785北海道トキ2,484
北海道アキ972
タラ類33.995119岩手ほか-
宮城ぶわ-
カツオ0.612040東京2,527
キンメダイ6.96890東京ほか2,074
ムキカキ15.310297三陸2,126
各地1,323
「各地※」は海外を含む。
豊洲市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/