なす、ピーマン、トマトなど増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2020年1月第1週（1月3日〜1月9日）の概況より。

日ごとの動き

　開市日数は、今週3日、前週6日、前年4日。

　1日平均入荷量は総量7,030t（前週比122％、前年同期比106％）。

　前週比ではさといも、ごぼう、さつまいも等が減少したが、なす、ピーマン、トマト等が増加したため、22％の増加となった。

　前年同期比では、さつまいも、さといも、にんじん等が減少したが、ブロッコリー、なす、ピーマン等が増加したため、6％の増加となった。

　市況は、前週比、前年同期比、共に区々となった。

品目別の動き

だいこん　神奈川県、千葉県等から順調に入荷し、前年同期比9％の増加となった。神奈川県産の価格は前年同期比で強保合となった。

にんじん　千葉県を中心に埼玉県等から入荷したが、前週比12％の減少となった。千葉県産の価格は保合となった。

キャベツ　愛知県を中心に千葉県等から入荷し、前週比30％の大幅な増加となった。愛知県産の価格は強保合となった。

レタス　静岡県、兵庫県等から入荷し、前週比17％の増加となった。静岡県産の価格は弱保合となった。

はくさい　茨城県を中心に兵庫県等から入荷し、前週比40％の大幅な増加となった。降雨にによりやや不足感があるため相場は年末より上昇し茨城県産の価格は強保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に埼玉県等から順調に入荷し、前週比39％の大幅な増加となった。群馬県産の価格は強保合となった。

ねぎ　千葉県、埼玉県等から入荷し、前週比24％の増加となった。千葉県産の価格は強保合となった。

きゅうり　宮崎県を中心に千葉県等から入荷し、前週比87％の大幅な増加となった。宮崎県産の価格は保合となった。

なす　高知県を中心に入荷し、前週比172％の大幅な増加となった。荷動きは鈍く高知県産の価格は弱保合となった。

トマト　熊本県を中心に愛知県等から順調に入荷し、熊本県産が順調に入荷し前週比103％の大幅な増加となった。熊本県産の価格は保合となった。

ピーマン　宮崎県、高知県等から入荷になり、年始の収穫分が重なって前年同期比41％の大幅な増加となった。宮崎県産の価格は前年同期比で保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2020年1月第1週）