れんこん、さといも、レタス増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2019年12月第4週（12月20日〜12月26日）の概況より。

日ごとの動き

　開市日数は、今週6日、前週5日、前年6日。

　1日平均入荷量は総量5,784t（前週比100％、前年同期比104％）。

　前週比ではピーマン、ミニトマト、きゅうり等が減少したが、れんこん、さといも、レタス等が増加したため、増減なしとなった。

　前年同期比では、かぶ、しゅんぎく、ねぎ等が減少したが、かぼちゃ、じゃがいも、きゅうり等が増加したため、4％の増加となった。

　市況は、前週比、前年同期比、共に区々となった。

品目別の動き

だいこん　千葉県を中心に神奈川県等から順調に入荷し、前週比9％の増加となった。千葉県産の価格は保合となった。

にんじん　千葉県を中心に埼玉県等からに入荷し、前週比1％の微増となった。荷動きは、太物は鈍く細物はよいため千葉県産の価格は保合となった。

キャベツ　愛知県を中心に千葉県等からに入荷し、愛知県産が潤沢に入荷し前週比3％の増加となった。荷動きは鈍く愛知県産の価格は弱保合となった。

レタス　静岡県、兵庫県等から入荷し、静岡県産が増量したため前週比27％の増加となった。クリスマス需要が済んで荷動きが鈍くなり静岡県産の価格は弱含みとなった。

はくさい　茨城県を中心に入荷したが、前週比6％の減少となった。茨城県産の価格は強保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に埼玉県等から入荷したが、前週比3％の減少となった。群馬県産の価格は弱含みとなった。

ねぎ　千葉県、埼玉県等から入荷したが、前週比6％の減少となった。千葉県産の価格は弱保合となった。

きゅうり　宮崎県を中心に千葉県等から入荷したが、前週比15％の減少となった。引き続き数量が少ないため引き合いは強く宮崎県産の価格は強保合となった。

なす　高知県を中心に入荷したが、前週比11％の減少となった。高知県産の価格は保合となった。

トマト　熊本県を中心に愛知県等から入荷したが、前週比11％の減少となった。熊本県産の価格は弱保合となった。

ピーマン　茨城県、宮崎県等から入荷したが、成り疲れや11月下旬の曇天の影響で前週比25％の減少となった。宮崎県産の価格は強保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2019年12月第4週）