東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2019年12月第3週(12月13日〜12月19日)の概況より。
日ごとの動き
6日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ13%の減少。
1日平均取扱数量は総量1,349t(前週比92%、前年同期比109%)。このうち鮮魚類は592t(前週比87%、前年同期比105%)、冷凍魚類は361t(前週比105%、前年同期比126%)、塩干加工品は396t(前週比90%、前年同期比103%)。
12月13日(金) 週末の取引、買い気は低調。アジやブリが値を下げるなど、相場全体では弱保合。
12月14日(土) 休市前の取引、買い気は今一つ。アジが弱保合、ブリやメジは強保合など、相場全体では小動き。
12月16日(月) 週明けの取引、買い気はまずまず。イワシが値を上げ、アジは強保合など、相場全体では強保合。
12月17日(火) 週前半の取引、買い気は低調。アジやブリが値を下げ、スルメは高安区々など、相場全体では小動き。
12月18日(水) 水曜市の取引、買い気は引き続き低調。アジやサバ、イワシ、メジが値を下げるなど、相場全体では小安い。
12月19日(木) 週後半の取引、買い気は引き続き低調。サバやイワシが値を上げ、メジは強保合など、相場全体では強保合。
品目別の動き
アジ 中型が長崎や和歌山、中小型が長崎主体に入荷。前週に比べ数量は5%減少し、価格は中型が0.5割強安、中小型がわずかに下落。
サバ 青森や千葉主体に入荷。前週に比べ数量は12%減少し、価格は約1割安。
イワシ 岩手主体に入荷。前週に比べ数量は20%減少し、価格はわずかに上昇。
スルメイカ 新潟や青森主体に入荷。前週に比べ数量は7%増加し、価格は約2.5割安。
カツオ 鹿児島や富山主体に入荷。前週に比べ数量は21%減少し、価格は2割強安。
ムキカキ 10%減少し、三陸産の価格は約1割高。
主な水産物の市況(2019年12月第3週)
品目 | 1日平均上場数量(t) | 前週比(%) | 前年同期比(%) | 主産地 | 銘柄 | 卸売価格(㎏/円) |
---|---|---|---|---|---|---|
マグロ | 36.8 | 90 | 92 | 各地 | 生 | 7,063 |
海外 | 生 | 4,641 | ||||
メバチ | 84.9 | 113 | 121 | 各地※ | 冷凍 | 1,036 |
アジ | 33.9 | 95 | 73 | 長崎ほか | 中 | 603 |
長崎 | 中小 | 648 | ||||
サバ | 41.6 | 88 | 93 | 青森ほか | − | 303 |
イワシ | 22.1 | 80 | 134 | 岩手 | − | 342 |
スルメイカ | 14.3 | 107 | 238 | 新潟ほか | − | 796 |
冷スルメイカ | 2.1 | 70 | 42 | 各地 | − | - |
サンマ | 8.1 | 47 | 176 | 各地 | 解凍 | - |
カレイ | 16 | 97 | 111 | 北海道 | マ | 473 |
青森ほか | マコ | 540 | ||||
北海道 | アカ | 720 | ||||
北海道 | アサバ | 454 | ||||
ハマチ | 35.3 | 89 | 101 | 愛媛ほか | 野〆 | 1,026 |
塩サケ | 16.8 | 76 | 73 | 北海道 | トキ | 2,484 |
北海道 | アキ | 972 | ||||
タラ類 | 24.9 | 88 | 107 | 岩手ほか | 生 | - |
宮城 | ぶわ | - | ||||
カツオ | 1.9 | 79 | 56 | 鹿児島ほか | − | 1,530 |
キンメダイ | 6.7 | 86 | 105 | 東京ほか | − | 1,998 |
ムキカキ | 12.7 | 90 | 98 | 三陸 | − | 2,083 |
各地 | − | 1,458 |
豊洲市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/