愛媛ほかから入荷でハマチ増

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2019年9月第4週(9月20日〜9月26日)の概況より。

日ごとの動き

 23日(月)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週とほぼ変わらず。

 1日平均取扱数量は総量1,166t(前週比94%、前年同期比94%)。このうち鮮魚類は556t(前週比100%、前年同期比79%)、冷凍魚類は251t(前週比92%、前年同期比127%)、塩干加工品は359t(前週比87%、前年同期比104%)。

9月20日(金) 週末の取引、買い気はやや上向き。アジやカツオ、スルメ、サンマが値を下げるなど、相場全体では小反落

9月21日(土) 連休前の取引、買い気は良好。ブリが強保合、アジやサンマは堅調など、相場全体では強保合

9月24日(火) 連休明けの取引、買い気は上向き。イワシやカツオ、スルメが値を下げるなど、相場全体では軟調

9月25日(水) 水曜市の取引、買い気は低調。アジやサバが値を下げる一方、カツオは高安区々など、相場全体では小動き

9月26日(木) 週半ばの取引、買い気は今一つ。アジやサバ、ブリが値を下げるなど、相場全体では弱保合

品目別の動き

アジ 中型が千葉や岩手、中小型が長崎や三重、千葉主体に入荷。数量は前週に比べ22%増加し、価格は中型が約0.5割安、中小型は約1.6倍に上昇

サバ 宮城主体に入荷。数量は前週に比べ24%減少し、価格は3割強高。

イワシ 北海道主体に入荷。数量は前週に比べ16%増加し、価格は約2割安。

スルメイカ 青森や北海道主体に入荷。数量は前週に比べ10%増加し、価格はわずかに下落

カツオ 宮城主体に入荷。数量は前週に比べ9%減少し、価格は1割高。

サンマ 北海道主体に入荷。数量は前週に比べ4%増加し、価格は生が3.5割弱高。

主な水産物の市況(2019年9月第4週)

品目1日平均上場数量(t)前週比(%)前年同期比(%)主産地銘柄卸売価格(㎏/円)
マグロ33.485102各地6,314
海外4,092
メバチ54.374101各地※冷凍1,017
アジ23.712266千葉ほか896
長崎ほか中小961
サバ16.37677宮城648
イワシ19.711667北海道350
スルメイカ9.211067青森ほか1,071
冷スルメイカ5.3126118各地-
サンマ40.110425北海道1,490
各地解凍-
カレイ4.47347北海道540
青森ほかマコ1,350
北海道アカ1,008
北海道アサバ729
ハマチ17.1122145愛媛ほか野〆1,026
塩サケ14.59395北海道トキ2,484
北海道アキ972
タラ類7.110480岩手ほか-
宮城ぶわ-
カツオ34.891167宮城713
キンメダイ2.15025静岡ほか2,484
「各地※」は海外を含む。
豊洲市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/