東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2019年8月第2週(8月9日〜8月15日)の概況より。
日ごとの動き
1日平均取扱数量は総量1,214t(前週比99%、前年同期比101%)。このうち鮮魚類は593t(前週比102%、前年同期比102%)、冷凍魚類は210t(前週比81%、前年同期比104%)、塩干加工品は411t(前週比107%、前年同期比99%)。
8月9日(金) 週末の取引、買い気は低調。アジやイワシが値を上げ、メジは小動きなど、相場全体では強保合。
8月10日(土) 休市前の取引、買い気は好転。カツオやスルメが値を上げ、サバやブリは小動きなど、相場全体では強保合。
8月12日(月) 休市明けの取引、買い気は低調。アジやイワシ、カツオが値を下げ、サバは小動きなど、相場全体では軟調。
8月13日(火) 3日連続休市前の取引、買い気は引き続き低調。アジやサバが値を上げる一方、ブリは値を下げるなど、相場全体では高安区々。
品目別の動き
アジ 中型が長崎、中小型が島根や大阪主体に入荷。数量は前週に比べ20%減少し、価格は中型が約4割高、中小型は3.5割弱高。
サバ 長崎や宮城主体に入荷。数量は前週に比べ25%減少し、価格は約3割安。
イワシ 北海道主体に入荷。数量は前週に比べ16%減少し、価格は約4割高。
スルメイカ 秋田や北海道主体に入荷。数量は前週に比べ36%減少し、価格は2.5割高。
カツオ 宮城主体に入荷。数量は前週に比べ14%減少し、価格は4割安。生サンマは入荷なし。
主な水産物の市況(2019年8月第2週)
品目 | 1日平均上場数量(t) | 前週比(%) | 前年同期比(%) | 主産地 | 銘柄 | 卸売価格(㎏/円) |
---|---|---|---|---|---|---|
マグロ | 39.3 | 96 | 98 | 各地 | 生 | 3,996 |
海外 | 生 | 4,311 | ||||
メバチ | 48.5 | 82 | 118 | 各地※ | 冷凍 | 1,036 |
アジ | 52.3 | 80 | 71 | 長崎 | 中 | 594 |
島根ほか | 中小 | 662 | ||||
サバ | 19.4 | 75 | 62 | 長崎ほか | − | 302 |
イワシ | 15.6 | 84 | 141 | 北海道 | − | 662 |
スルメイカ | 19.3 | 64 | 142 | 秋田ほか | − | 713 |
冷スルメイカ | 2.9 | 107 | 62 | 各地 | − | - |
サンマ | 8 | 125 | 111 | 生 | - | |
各地 | 解凍 | - | ||||
カレイ | 4.4 | 72 | 138 | 北海道 | マ | 486 |
青森ほか | マコ | 1,350 | ||||
北海道 | アカ | 972 | ||||
北海道 | アサバ | - | ||||
ハマチ | 18.8 | 157 | 109 | 愛媛ほか | 野〆 | 1,026 |
塩サケ | 18.7 | 90 | 99 | 北海道 | トキ | 2,484 |
北海道 | アキ | 972 | ||||
タラ類 | 6.1 | 111 | 153 | 青森ほか | 生 | - |
宮城 | ぶわ | - | ||||
カツオ | 42.2 | 86 | 186 | 宮城 | − | 378 |
キンメダイ | 6.8 | 62 | 133 | 東京ほか | − | 2,241 |
豊洲市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場豊洲市場水産農産品課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/