日清食品HD子会社のインド新工場が稼動開始

NISSIN Scoopies
「NISSIN Scoopies」(レギュラー)

日清食品ホールディングスの子会社インド日清は、インド東部オディシャ州の新工場コルダ工場の稼動を開始した。

インド南部バンガロールのジガニ工場、北部デリーのレワリ工場に次いでインド日清の3番目の即席麺工場。新工場では既存の袋麺製品のほか、インドの食文化にマッチした新コンセプト即席麺「NISSIN Scoopies」(スクーピーズ)を専用ラインで製造する。

「NISSIN Scoopies」は、3cmの短い麺でマサラ味。熱湯に麺を入れ3分煮込む。即席麺を割って麺を短くするユーザーが多いことに着目して開発した。商品名は「Scoop」(すくう)から。

インドの即席麺総需要は43.6億食(2012年、世界ラーメン協会調べ)で世界第5位の消費国。即席麺1人当たり喫食数は3.5食/年であり日本のそれ(42.8食/年)と比較すると10分の1以下で今後成長の余地がある。インド即席麺市場は袋麺が約99%を占めており、袋麺の中でも5ルピー(約8円)と10ルピー(約16円)の商品が主流。

【新工場概要】

所在地:東部オディシャ州コルダ食品工業団地
稼働開始:2014年1月
設備投資額:20億円
敷地面積:26,000m2
従業員:約500名
生産品目:即席麺

【商品概要】

商品名:NISSIN Scoopies
麺重量:レギュラー70g/チョタ35g
価格:10ルピー/チョタ5ルピー
発売時期:2014年4月(予定)