ローソンは九州北西部にドラッグストアを展開するミズ(佐賀県佐賀市、溝上泰弘会長)と、九州エリアにおいて調剤薬局とコンビニエンスストアの複合店舗を展開することで合意し、業務提携を締結した。今春、ミズがFCオーナーとなって、調剤薬局併設型コンビニ「ローソン+MIZ」1号店を佐賀市内に出店、今後5年で20店舗の開設を目指す。
「ローソン+MIZ」1号店は、調剤薬局併設型コンビニ、複数の診療機関(内科、皮膚科、産婦人科、歯科)が入った医療モール、高齢者向け住宅型有料老人ホームの3つが一体となった新施設としてオープンする。
店内では医療機関の処方箋への対応、薬剤師による健康相談、地域住民向け健康プログラム(メタボリックシンドローム、認知症、ロコモティブシンドロームなどの予防、健康診断やがん検診の受診勧奨など)、専属スタッフによる介護相談など、専門性の高いサービスを提供する。
また、「ローソン+MIZ」を拠点として、佐賀県とミズが締結している「健康増進!佐賀県とミズとの連携と協力に関する協定」に基づき、県民の健康的な暮らしに資する行政情報を提供していく。
ローソンは、2003年に最初の調剤薬局併設型コンビニを開設し、現在首都圏を中心に36店舗を営業している。また、2013年10月からは「マチの健康ステーション」をスローガンに、健康的な商品とサービスの提供を目指して事業活動を行っている。