三つ星シェフ監修の美しい料理

347 ごはん映画ベスト10 2024年 邦画編

2024年に公開(配信)された映画の中から印象的な食べ物や飲み物が出てきた作品を厳選したベスト10を発表する。前回の洋画編に続き、今回は邦画編である。

2024年1月1日~2024年12月31日に公開(配信)された邦画で、

  • 食べ物や飲み物の「おいしそう度」
  • 食べ物や飲み物の作品内容への関連性
  • 作品自体の完成度

の3点を基準に最高点15ポイントとして評価した。★=1.0点 ☆=0.5点

※注意!! 以下はネタバレを含んでいます。


第10位(10.0ポイント)

「すうぷ」の豚骨ラーメン

おいしそう度★★★☆  作品との関連性★★★★☆  作品の完成度★★

 久留米ラーメンの白濁豚骨スープが偶然誕生した実話をもとにしたドラマ。

 豚骨ラーメンのスープが透明だった1950年代初期、屋台「らーめん久三」店主の杉内久三(陣内孝則)は、スープ仕込みの途中で店を空けてしまい、スープを濁らせてしまう。一方、常連客で万年筆メーカーに務める古賀博文(高橋佳成)は、工場への誤発注で発売間もないボールペンの在庫を大量に抱えてしまう。二人の失敗がまさに「災い転じて福」となり、新しい味と商品を切り拓いていく様を並行して描いているのが興味深い。

公式サイト:https://soup.movie/


第9位(10.5ポイント)

「チャチャ」のモンサンミッシェルオムレツ

おいしそう度★★★★☆  作品との関連性★★★  作品の完成度★★★

 次世代を担う映画監督と俳優たちを組み合わせ、等身大の女性のリアルを描くプロジェクト「ノットヒロインムービーズ」の「わたし達はおとな」(2022)、「よだかの片想い」(2022)、「そばかす」(2022)に続く第4弾。誰かの誰かへの思いが飲食物を介してしりとりのようにつながるラブストーリー&サイコスリラーである。

 すしや燃えるかき氷などさまざまな飲食物が登場する中で、イラストレーターのチャチャ(伊藤万理華)とビストロ店員の樂(中川大志)を結び付けたのがアップルサイダーとモンサンミッシェルオムレツ。モンサンミッシェルオムレツは、メレンゲと卵白を合わせてふんわりと焼き上げた樂の得意メニューで、二人の関係を暗示するものになっている。

公式サイト:https://notheroinemovies.com/chacha/


第8位(11.0ポイント)

「鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ」の鼓門チョコレート

おいしそう度★★★★☆  作品との関連性★★★★  作品の完成度★★☆

 チョコレートの消費・支出平均が全国トップクラスの金沢をショコラの街にしようという「ショコラの街金沢」プロジェクトの一環として製作されたドラマ「鈍色ショコラヴィレ」をスケールアップさせた劇場版。

 金沢のチョコレートとアートの特集記事を担当する小説家志望の雑誌編集者、木曳野志織(中田乃愛)が、頑固なチョコレート職人や、何でも自分でやりたがるキュレーターと時に衝突しながら、チョコレートとアートがコラボしたビエンナーレ(隔年で開催される展覧会)の開催にこぎつけるまでを描いた成長物語である。ビエンナーレに展示されたJR金沢駅のメインゲートをかたどった「鼓門チョコレート」は、伝統工芸である水引で飾られ、金沢を象徴するオブジェになっている。

公式サイト:https://www.ctk-official.com/


第7位(11.5ポイント)

「アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!」のたこ焼きパイ

おいしそう度★★★★★  作品との関連性★★★★  作品の完成度★★☆

 たじまことの漫画を原作とした「アキはハルとごはんを食べたい」(2023、本連載第306回参照)の続編。

 大学4年生となり就職活動をしていた秋吉純太=アキ(赤澤遼太郎)と藤城春継=ハル(高橋健介)は共に内定をもらい、友人たちを家に招いて「たこ焼きパイ」パーティーを開く。これは、四角くカットしたパイ生地にお好みの具(ツナコーン、じゃがバターとイカの塩辛、ピザソースとウインナーととろけるチーズ、卵タルタルとナゲットなど)を包んでたこ焼きプレートで焼いたもの。前作同様、アマチュア感覚の創作料理が楽しめる作品である。

公式サイト:https://klockworx-v.com/akiharumovie2/


第6位(12.0ポイント)

「三日月とネコ」の辛子蓮根

おいしそう度★★★★★  作品との関連性★★★★  作品の完成度★★★

「第1回anan猫マンガ大賞」の大賞を受賞したウオズミアミの漫画が原作。

 舞台は熊本、2016年に発生した大地震で、40代書店員の戸馳灯(安達祐実)、30代精神科医師の三角鹿乃子(倉科カナ)、20代アパレルショップ店員の波多浦仁(渡邊圭祐)の3人が避難所で出会い、猫好きという共通点をきっかけに同居人となる。料理は専ら灯の担当。トマト鍋、餃子、玉子粥などおいしそうな料理の中で、特に熊本の郷土料理である辛子蓮根は、調理工程から映し出されて印象深い。

 灯のレシピはあるSNSを参考にしており、その投稿主との偶然の出会いがドラマを動かしていく構成も面白い。

公式サイト:https://mikazuki-movie.com/


第5位(12.5ポイント)

「映画『おいハンサム!!』」の伊藤家のオムライス

おいしそう度★★★★★  作品との関連性★★★★  作品の完成度★★★☆

 本連載第335回でご紹介したように、2分に1回消え物シーンが繰り出される“マシンガン飯テロコメディ”である。

 主人公の源太郎(吉田鋼太郎)らが暮らす伊藤家や、次女の里香(佐久間由衣)が“恋愛疎開”した京都の和菓子屋「塩芳軒」、蕎麦屋「神田まつや」などの飲食店でさまざまな飲食物が登場する。なかでも伊藤家のオムライスは、「オムライスはチキンライスが主役」という源太郎の信念に則り、卵一つを薄く伸ばしたオムレツでチキンライスを包んだ、流行に左右されない不動のメニューである。

公式サイト:https://www.oihandsome.com/movie/


第4位(13.0ポイント)

「おいしい給食 Road to イカメシ」のイカメシ

おいしそう度★★★★★  作品との関連性★★★★★  作品の完成度★★★

 本連載第331回参照。「劇場版 おいしい給食 Final Battle」(2020、本連載第232回参照)、「劇場版 おいしい給食 卒業」(2022、本連載第280回参照)に続く劇場版シリーズ第3弾は函館が舞台。

 タイトルの通り、忍川中学校1年1組担任の甘利田幸男(市原隼人)が、北海道に転任した隠れた目的だったイカメシの給食を食するまでの長い道のりが描かれている。身体能力をフルに使って“うまそげ”を体現する“動”の甘利田メソッドは、「劇映画 孤独のグルメ」(2025)の主人公、井之頭五郎(松重豊)の、モノローグと顔芸主体で食事のうまさを表現する“静”の手法と対照的である。

公式サイト:https://oishi-kyushoku3-movie.com/


第3位(13.5ポイント)

「キッチンから花束を」のねぎワンタン

おいしそう度★★★★★  作品との関連性★★★★★  作品の完成度★★★☆

 本連載第332回参照。東京都港区南青山にある「中華風家庭料理 ふーみん」と、創業者斉風瑞(さい・ふうみ=ふーみんママ)の50年以上にわたる歴史を描いたドキュメンタリーである。

 常連客にデザイン関連やアパレル関連のクリエーターが多い「ふーみん」を代表する料理の一つが「ねぎワンタン」。マルチクリエーターの和田誠が「ふーみん」定番メニューの「ねぎそば」のねぎの代わりにワンタンをリクエストしたことで生まれたメニューで、調理の際にごま油がねぎにかかる際の「ジャーッ」っという音が食欲をそそる。

公式サイト:https://negiwantan.com/


第2位(14.0ポイント)

「鬼平犯科帳 血闘」の軍鶏鍋

おいしそう度★★★★★  作品との関連性★★★★★  作品の完成度★★★★

 本連載第330回参照。「仕掛人・藤枝梅安」(本連載第316回参照)に続く池波正太郎生誕100年企画第2弾として製作された「鬼平犯科帳 SEASON1」の単発ドラマ「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」に続く2作目となる劇場版。原作(四)の一編「血闘」と、(五)の一編「兇賊」をもとに、アレンジを加えたストーリーである。

 主な舞台の一つである軍鶏鍋屋の「五鉄」は、火付盗賊改方頭の鬼平こと長谷川平蔵(十代目松本幸四郎)が、相模の彦十(火野正平)、おまさ(中村ゆり)ら密偵たちから情報を得る場としてだけでなく、味の方も確かな店として描かれている。軍鶏鍋は寛永当時の食材を再現しながら、臓物は使わず醤油仕立てにするなど、見栄えを考えた工夫がされている。

公式サイト:https://onihei-hankacho.com/


第1位(14.5ポイント)

「グランメゾン★パリ」のピティヴィエ

おいしそう度★★★★★  作品との関連性★★★★★  作品の完成度★★★★☆

「グランメゾン・パリ」の「ピティヴィエ」。本来は菓子の名前だが、パイ生地の中に数種類の最高級肉のうまみを詰め込んだ品で、フルコースのメインデッシュになっている。
「グランメゾン・パリ」の「ピティヴィエ」。本来は菓子の名前だが、パイ生地の中に数種類の最高級肉のうまみを詰め込んだ品で、フルコースのメインデッシュになっている。

 2019年に放映された連続ドラマ「グランメゾン東京」と、2024年末に放映された「スペシャルドラマ グランメゾン東京」の続編となる劇場版。

 舞台を東京から美食の本場パリに移し、「グランメゾン★パリ」のシェフとなった尾花夏樹(木村拓哉)が、仲間たちとミシュラン三つ星を目指す苦闘を描いている。その三つ星を賭けたフルコースのメニューは、2020年にアジア人初となるフランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフが料理監修を手がけており、芸術品のような美しさに圧倒される。

 年末ぎりぎりの公開ながら第1位に選んだが、気になる点もあって満点とはしなかった。その理由については次回述べたいと思う。

 なお、本作の内容とは関係ないが、昨年の9月30日に小林圭シェフの自宅に賊が押し入り奥様が重症を負ったという報道があった。お見舞いを申し上げたい。

公式サイト:https://grandmaison-project.jp/movie/


2024年度ごはん映画ベスト10〈洋画編〉
順位対象おいしそう度作品との関連性作品の完成度合計
順位対象おいしそう度作品との関連性作品の完成度合計
1「グランメゾン★パリ」のピティヴィエ★★★★★★★★★★★★★★☆14.5
2「鬼平犯科帳 血闘」の軍鶏鍋★★★★★★★★★★★★★★14.0
3「キッチンから花束を」のねぎワンタン★★★★★★★★★★★★★☆13.5
4「おいしい給食 Road to イカメシ」のイカメシ★★★★★★★★★★★★★13.0
5「映画『おいハンサム!!』」の伊藤家のオムライス★★★★★★★★★★★★☆12.5
6「三日月とネコ」の辛子蓮根★★★★★★★★★★★★12.0
7「アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!」のたこ焼きパイ★★★★★★★★★★★☆11.5
8「鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ」の鼓門チョコレート★★★★☆★★★★★★☆11.0
9「チャチャ」のモンサンミッシェルオムレツ★★★★☆★★★★★★10.5
10「すうぷ」の豚骨ラーメン★★★☆★★★★☆★★10.0

ノットヒロインムービーズ
https://notheroinemovies.com/
わたし達はおとな
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よだかの片想い
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そばかす
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ショコラの街金沢
https://www.instagram.com/chocolatetown.kanazawa/
鈍色ショコラヴィレ
https://www.youtube.com/watch?v=h2NEbxF2Ico&list=PLFp_7zGRd0LeeOfWGlsfOnDAt5Sh-iplv
アキはハルとごはんを食べたい(漫画)
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アキはハルとごはんを食べたい
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本連載第306回
https://www.foodwatch.jp/screenfoods0306
三日月とネコ(漫画)
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本連載第335回
https://www.foodwatch.jp/screenfoods0335
塩芳軒
https://www.kyogashi.com/
神田まつや
http://www.kanda-matsuya.jp/
本連載第331回
https://www.foodwatch.jp/screenfoods0331
劇場版 おいしい給食 Final Battle
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本連載第232回
https://www.foodwatch.jp/screenfoods0232
劇場版 おいしい給食 卒業
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本連載第280回
https://www.foodwatch.jp/screenfoods0280
劇映画 孤独のグルメ
https://gekieiga-kodokunogurume.jp/
本連載第332回
https://www.foodwatch.jp/screenfoods0332
中華風家庭料理 ふーみん
https://fuumin.gorp.jp/
本連載第330回
https://www.foodwatch.jp/screenfoods0330
仕掛人・藤枝梅安
https://baian-movie.com/
本連載第316回
https://www.foodwatch.jp/screenfoods0316
鬼平犯科帳 本所・桜屋敷
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鬼平犯科帳(四)
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鬼平犯科帳(五)
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グランメゾン東京
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スペシャルドラマ グランメゾン東京
https://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/intro/
Restaurant KEI
https://www.restaurant-kei.fr/

【グランメゾン★パリ】

公式サイト
https://grandmaison-project.jp/movie/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2024年
公開年月日:2024年12月30日
上映時間:118分
製作会社:「グランメゾン・パリ」製作委員会(制作プロダクション:TBS SPARKLE)
配給:東宝、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督:塚原あゆ子
脚本:黒岩勉
料理監修:小林圭
キャスト
尾花夏樹:木村拓哉
早見倫子:鈴木京香
リック・ユアン:オク・テギョン
小暮佑:正門良規
平古祥平:玉森裕太
湯浅利久:窪田正孝
芹田公一:寛一郎
松井萌絵:吉谷彩子
久住栞奈:中村アン
リンダ・真知子・リシャール:冨永愛
相沢瓶人:及川光博
京野陸太郎:沢村一樹

(参考文献:KINENOTE)


【鬼平犯科帳 血闘】

公式サイト
https://onihei-hankacho.com/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2024年
公開年月日:2024年5月10日
上映時間:111分
製作会社:「鬼平犯科帳 血闘」時代劇パートナーズ
配給:松竹
カラー/サイズ:カラー/シネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督:山下智彦
脚本:大森寿美男
原作:池波正太郎
エグゼクティブ・プロデューサー:宮川朋之
企画協力:石塚晃都、鶴松房治
原作監修:菅谷和紀
撮影:江原祥二
照明:杉本崇
録音:松本悟
美術:倉田智子
装飾:中込秀志
音楽:吉俣良
編集:野澤瞳
衣裳:真柴紀子
メイク:大村弘二、北川真樹子
床山:大村弘二
結髪:北川真樹子
製作担当:小西剛司
助監督:堀場優
スクリプター:竹内美年子
VFXシニアスーパーバイザー:尾上克郎
VFXプロデューサー:結城崇史
殺陣:清家三彦、清家一斗
料理監修:野崎洋光
キャスト
長谷川平蔵:十代目松本幸四郎
長谷川銕三郎(若き日の鬼平“本所の銕”):八代目市川染五郎
久栄:仙道敦子
おまさ:中村ゆり
相模の彦十:火野正平
佐嶋忠介:本宮泰風
木村忠吾:浅利陽介
酒井祐助:山田純大
沢田小平次:久保田悠来
小野十蔵:柄本時生
三次郎:松元ヒロ
おたね:中島多羅
おりん:志田未来
おろく:松本穂香
網切の甚五郎:北村有起哉
京極備前守高久:中井貴一
鷺原の九平:柄本明

(参考文献:KINENOTE)


【キッチンから花束を】

公式サイト
https://negiwantan.com/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2024年
公開年月日:2024年5月31日
上映時間:89分
製作会社:エイトピクチャーズ
配給:ギグリーボックス
カラー/サイズ:カラー/16:9
スタッフ
監督:菊池久志
プロデューサー:菊池久志、岩本桃子
アートディレクション:GOO CHOKI PAR
照明:入尾明慶、粂川葉
音楽:高木正勝
音楽プロデューサー:山田勝也
ミックス:森浩一
メインビジュアル撮影:若木信吾
劇中イラスト:高妍
台湾コーディネーター:青木由香
キャスト
斉風瑞:
瀧澤一喜:
白井次男:
平野レミ:
五味太郎:
ナレーション:井川遥

(参考文献:KINENOTE)


【おいしい給食 Road to イカメシ】

公式サイト
https://oishi-kyushoku3-movie.com/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2024年
公開年月日:2024年5月24日
上映時間:111分
製作会社:「おいしい給食」製作委員会(企画:AMGエンタテインメント/制作プロダクション:メディアンド)
配給:AMGエンタテインメント
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督:綾部真弥
脚本:永森裕二
製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
プロデューサー:岩淵規
撮影:小島悠介
美術:伊藤悟
小道具:千葉彩加
音楽:沢田ヒロユキ(ペイズリィ8)
録音:井家眞紀夫
整音:田中俊
効果:佐藤祥子
照明:西野龍太郎
編集:岩切裕一
衣裳:小磯和代
ヘアメイク:近藤美香
グレーディング:河野文香
ポスプロマネージャー:豊里泰宏
制作担当:田山雅也
助監督:湯本信一
フードスタイリスト:松井あゆこ
キャスト
甘利田幸男:市原隼人
比留川愛:大原優乃
粒来ケン:田澤泰粋
峰岸マルコ:田口ハンター
神野ゴウ:佐藤大志
木戸四郎:栄信
等々力町長:石黒賢
牧野文枝:いとうまい子
白根澤仁:六平直政
サキ:高畑淳子
坂爪勲:小堺一機

(参考文献:KINENOTE)


【映画「おいハンサム!!」】

公式サイト
https://www.oihandsome.com/movie/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2024年
公開年月日:2024年6月21日
上映時間:119分
製作会社:映画「おいハンサム!!」製作委員会
配給:東宝
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督・脚本:山口雅俊
原作:伊藤理佐
エグゼクティブ・プロデューサー:宮川朋之
プロデューサー:山口雅俊、塚田洋子、清水拓哉、多治見薫
撮影:板倉陽子
照明:緑川雅範
録音:西山徹
美術:平井淳郎
装飾:篠田公史、武田俊介
持道具:坂田幸穂
スタイリスト:SAKAI
ヘアメイク:石下谷陽平
ヘアメイク(吉田鋼太郎担当):熊谷波江
編集:柳沢竜也
音楽:MAYUKO、眞鍋昭大、宗形勇輝
サウンドエディター:飯島啓実
選曲:小西善行
ミュージックエディター:藤村義孝
アソシエイトプロデューサー:市野直親、遠山圭介、中頭千廣
ラインプロデューサー:原田博志
製作担当:堀田剛史、浅井洋一
助監督:土岐洋介、阿部雅和、横内喬
記録:柿崎徳子
視覚効果:松本肇
フードコーディネーター:はらゆうこ
キャスト
伊藤源太郎:吉田鋼太郎
伊藤由香:木南晴夏
伊藤里香:佐久間由衣
伊藤美香:武田玲奈
伊藤千鶴:MEGUMI
たかお:宮世琉弥
イサオ:野村周平
スグル:内藤秀一郎
ユウジ:須藤蓮
美緒:浅川梨奈
占い師:光宗薫
幹九郎:六角精児
京子:松下由樹
ミチル:藤田朋子
橋本:ふせえり
カマタ:中尾明慶
シイナ:野波麻帆
渡辺:太田莉菜
大森利夫:浜野謙太
ナンシー:アナンダ・ジェイコブズ
原さん:藤原竜也

(参考文献:KINENOTE)


【三日月とネコ】

公式サイト
https://mikazuki-movie.com/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2024年
公開年月日:2024年5月24日
上映時間:112分
製作会社:映画「三日月とネコ」製作委員会(企画:BOOKS BROTHERS/製作プロダクション:アットムービー)
配給:ギグリーボックス
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督・脚本:上村奈帆
原作:ウオズミアミ
製作総指揮:岡本雄一郎
エグゼクティブプロデューサー:森谷雄
製作:岩本孝博、小林修、高尾和明
プロデューサー:森本友里恵
撮影:重田純輝
美術装飾:秦悠羅
音楽:小山絵里奈
主題歌:Homecomings
録音:飴田秀彦
整音:岩丸恒
音響効果:大河原将
照明:水瀬貴寛
編集:木谷瑞
スタイリスト:岩堀若菜
ヘアメイク:大宅理絵
協力プロデューサー:宮下貴史、鈴木剛、小林岳夫
ラインプロデューサー:江良圭
制作担当:板井茂樹
助監督:國領正行
フードコーディネーター:藤代太一
キャスト
戸馳灯:安達祐実
三角鹿乃子:倉科カナ
波多浦仁:渡邊圭祐
長浜一生:山中崇
牛丸つぐみ:石川瑠華
網田すみえ:小林聡美

(参考文献:KINENOTE)


【アキはハルとごはんを食べたい 2杯目!】

公式サイト
https://klockworx-v.com/akiharumovie2/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2024年
公開年月日:2024年6月14日
上映時間:97分
製作会社:「アキハル2杯目!」製作委員会(制作プロダクション:レオーネ)
配給:クロックワークス
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督:川野浩司
脚本:川崎龍太
原作:たじまこと
エグゼクティブプロデューサー:藤本款
製作:藤本款、久保和明
プロデューサー:古井戸香奈子、久保和明
撮影:ふじもと光明
美術:小泉剛
音楽:西ヶ谷元紀
録音:松島匡
照明:ふじもと光明
スタイリスト:小野魁人
ヘアメイク:田中梨沙
ラインプロデューサー:浅木大
助監督:山口雄也
スチール:柴崎まどか、鬼丸紗稀穂
フードコーディネート:佐倉萌
キャスト
秋吉純太(アキ):赤澤遼太郎
藤城春継(ハル):高橋健介
米山優一:佐奈宏紀
麦田司:櫻井佑樹
一ノ瀬あずさ:竹内星菜
坂本雪乃:伊織いお
立夏:青山ひかる
教授:永山たかし
大家さん:柴田理恵

(参考文献:KINENOTE)


【鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ】

公式サイト
https://www.ctk-official.com/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2023年
公開年月日:2024年2月16日
上映時間:95分
製作会社:ショコラの街金沢実行委員会(製作会社:brosB&Co.)
配給:モクカ、大仏兄弟
カラー/サイズ:カラー/シネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督:金森正晃
脚本:三浦賢太郎
原作:金森正晃
プロデューサー:能崎将明
音楽:金森正晃
楽曲:陽香留、大野紗代、桜佳、Satoe、込山榛香、篠崎彩奈
キャスト
木曳野志織:中田乃愛
黒岩静:彩輝なお
田所秀:おかやまはじめ
飯干七海:宮崎あみさ
『森の青空』 乱:込山榛香
『森の青空』 舞:篠崎彩奈
浜崎洋平:安田和博
時多夕子:Kuro
前田修:吉田小虎
持田正勝:月亭方気
高橋小夜:荒川瑠南
棚橋はじめ:若林廉也
古川悟:ターキー
村上容子:田巻果奈
朝:月島ほたる
夜:谷優里
中村義明:鶴賀裕行

(参考文献:KINENOTE)


【チャチャ】

公式サイト
https://notheroinemovies.com/chacha/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2024年
公開年月日:2024年10月11日
上映時間:108分
製作会社:「チャチャ」製作委員会(製作プロダクション:ダブ)
配給:メ~テレ、カルチュア・パブリッシャーズ(配給協力:ラビットハウス)
カラー/サイズ:カラー/シネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督:酒井麻衣
脚本:酒井麻衣、大江崇允
エグゼクティブプロデューサー:松岡雄浩
製作:伊藤貴宣、中西一雄、今野義雄、宇田川寧
チーフプロデューサー:服部保彦
プロデューサー:加藤優、柴原祐一
撮影:市橋織江
美術:安藤秀敏
装飾:森田夏海
音楽:フジモトヨシタカ
主題歌:伊藤万理華
録音:伊豆田廉明
サウンドデザイン:浅梨なおこ
照明:崎本拓哉
編集:岩間徳裕
スタイリスト:小泉美智子
ヘアメイク:外丸愛
キャスティング:伊藤尚哉
ラインプロデューサー:島根淳
制作担当:青山和史
助監督:佐伯竜一
宣伝プロデューサー:向井渚
キャスト
チャチャ:伊藤万理華
樂:中川大志
大下:落合モトキ
山田:福山翔大
カナ:中島侑香
マミ:佐々木史帆
青木:小林亮太
ポストさん、ひまわりさん(声):原菜乃華
電柱さん(声):檀鼓太郎
黄色いお花さん(声):梶裕貴
飲食店の店員:川瀬陽太
別の飲食店の店員:松井玲奈
さらに別の飲食店の店員:池田大
凛:藤間爽子
護:塩野瑛久
ピオニー:ステファニー・アリアン
社長:藤井隆

(参考文献:KINENOTE)


【すうぷ】

公式サイト
https://soup.movie/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2024年
公開年月日:2024年7月26日
上映時間:45分
製作会社:THEATERROOM,adaptive(制作協力:コバレイト)
配給:THEATERROOM
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督:山口寛明
脚本:萬浪大輔、山口寛明
プロデューサー:芳野正朝、浦本祐司、東海林拓
撮影監督:ALDI JAPZ
撮影:江藤佳祐
音楽:BRISA
主題歌:SWITCHILL
録音:地福聖二
照明:平江広大
編集:山口寛明
衣装:鶴田昭二朗
ヘアメイク:樋渡恵美
キャスティング:相川満寿美
ラインプロデューサー:末次巧八
アシスタントプロデューサー:山崎圭一郎
助監督:福崎功真、中村周一
ラーメン監修:河原秀登
キャスト
古賀博文:高橋佳成
真中加耶子:豊永阿紀
松田義男:万丈
荒井寬治:福澤究
田中康吉:しゃかりき光
杉内久三:陣内孝則

(参考文献:KINENOTE)

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映画ウォッチャー 埼玉県出身。子供のころからSF映画が好きで、高校時代にキューブリックの「2001年宇宙の旅」を観たところ、モノリスに遭遇したサルの如く芸術映画に目覚め、国・ジャンルを問わない“雑食系映画ファン”となる。20~30代の一般に“青春”と呼ばれる貴重な時をTV・映画撮影現場の小道具係として捧げるが、「映画は見ているうちが天国、作るのは地獄」という現実を嫌というほど思い知らされ、食関連分野の月刊誌の編集者に転向。現在は各種出版物やITメディアを制作する会社で働きながら年間鑑賞本数1,000本以上という“映画中毒生活”を続ける“ダメ中年”である。第5回・第7回・第8回の計3回、キネマ旬報社主催の映画検定1級試験に合格。第5回・第6回の田辺・弁慶映画祭の映画検定審査員も務めた。