まつたけ、さつま、こまつな増

東京都中央卸売市場（東京都中央卸売市場大田市場業務課）が発表した2024年9月第4週（2024年9月20日〜2024年9月26日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年4日。
1日平均入荷量は総量5,098t（前週比94％、前年同期比85％）。

日ごとの動き

前週比ではまつたけ、さつまいも、こまつな等が増加したが、とうもろこし、えだまめ、きゅうり等が減少したため、6％の減少となった。

前年同期比ではとうもろこし、ミニトマト、なましいたけ等が増加したが、はくさい、レタス、なす等が減少したため、15％の減少となった。

市況は前週比、前年同期比いずれも保合となった。

だいこん　北海道を中心に青森県等から入荷し、前週比で4％の増加となった。産地の気温低下とともに品質も徐々に安定してきた。北海道産の価格は弱保合となった。

にんじん　北海道を中心に入荷し、前週比で1％の微増となった。細物中心から徐々にサイズアップした産地もみられた。北海道産の価格は弱保合となった。

キャベツ　群馬県を中心に岩手県等から入荷したが、前週比で8％の減少となった。生育は順調。特売需要もあり、荷動きはまずまずだった。群馬県産の価格は強保合となった。

レタス　長野県を中心に入荷したが、前週比で6％の減少となった。長野県産の価格は弱保合となった。

はくさい　長野県を中心に入荷し、前週比で6％の増加となった。長野県産の価格は弱保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に岐阜県等から入荷したが、前週比で5％の減少となった。各産地回復傾向ではあるが、残暑の影響もあり数量的には一進一退。群馬県産の価格は弱保合となった。

ねぎ　北海道を中心に青森県等から入荷したが、前週比で10％の減少となった。北海道産の価格は強含みとなった。

きゅうり　福島県、群馬県等から入荷したが、前週比で25％の減少となった。全体的に数量減少、上位等級の割合は増えた。福島県産の価格は保合となった。

なす　群馬県を中心に栃木県等から入荷したが、前週比で19％の減少となった。降雨により再びイタミが増えた。群馬県産の価格は強含みとなった。

トマト　千葉県、北海道等から入荷したが、前週比で12％の減少となった。荷動きは鈍い。千葉県産の価格は弱保合となった。

ピーマン　茨城県を中心に岩手県等から入荷したが、前週比で5％の減少となった。茨城県産の価格は保合となった。

じゃがいも　北海道を中心に入荷したが、前週比で6％の減少となった。生育は順調で、大玉傾向。北海道産の価格は強保合となった。

たまねぎ　北海道を中心に入荷したが、前週比で12％の減少となった。北海道産の価格は強保合となった。

品目別の動き

参考：卸売市場で使う市況用語メモ

入荷量は東京都中央卸売市場全体、相場は大田市場調べ。

東京都中央卸売市場週間市況（東京都中央卸売市場大田市場業務課）

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/