れんそう、トマト、レタス増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2023年10月第4週（10月20日〜10月26日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,254t（前週比105％、前年同期比95％）。

日ごとの動き

前週比ではまつたけ、さつまいも、かぼちゃ等が減少したが、ほうれんそう、トマト、レタス等が増加したため、5％の増加となった。

前年同期比ではこまつな、レタス、なす等が増加したが、トマト、ねぎ、だいこん等が減少したため、5％の減少となった。

市況は前週比で弱保合、前年同期比で強保合となった。

品目別の動き

だいこん　千葉県、北海道等から入荷し、千葉県産の入荷が増えたため、前週比で7％の増加となった。荷動きはやや鈍く、千葉県産の価格は弱保合となった。

にんじん　北海道を中心に入荷し、降雨により入荷が不安定であったが、前週比増減なしとなった。北海道産の価格は強保合となった。

キャベツ　群馬県を中心に千葉県等から入荷したが、前週比で5％の減少となった。後続産地の愛知、千葉県産の入荷が増えたことで荷動きは鈍化し、群馬県産の価格は弱保合となった。

レタス　茨城県を中心に長野県等から入荷し、茨城県産が順調に入荷したことから、前週比で25％の増加となった。相場高から荷動きは鈍く、茨城県産の価格は弱保合となった。

はくさい　長野県を中心に茨城県等から入荷し、茨城県産が漸増していることから前週比で9％の増加となった。気温が高いことから荷動きは鈍化し、長野県産の価格は弱保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に茨城県等から入荷し、夏秋産地と秋冬産地が重なり、前週比で37％の大幅な増加となった。群馬県産の価格は弱保合となった。

きゅうり　、群馬県を中心に埼玉県等から入荷し、関東産の入荷が増えたことから前週比で8％の増加となった。荷動きは鈍く、群馬県産の価格は弱保合となった。

ピーマン　茨城県を中心に岩手県等から入荷し、前週比で9％の増加となった。荷動きはよく、茨城県産の価格は保合となった。

じゃがいも　北海道を中心に入荷し、前週比で9％の増加となった。北海道産の価格は保合となった。

たまねぎ　北海道を中心に入荷したが、出回り量が少ないことから前週比で6％の減少となった。荷動きはよく、北海道産の価格は強保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2023年10月第4週）