えだまめ、いんげんなどが増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2023年7月第1週（6月30日〜7月6日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,219t（前週比103％、前年同期比112％）。

日ごとの動き

前週比ではミニトマト、かぼちゃ、トマト等が減少したが、えだまめ、とうもろこし、いんげん等が増加したため、3％の増加となった。

前年同期比ではレイシ（にがうり）、オクラ、トマト等が減少したが、ほうれんそう、たまねぎ、にんじん等が増加したため、12％の増加となった。

市況は前週比で弱保合、前年同期比で強保合となった。

品目別の動き

だいこん　北海道、青森県等から入荷し、前年同期比で8％の増加となった。北海道産の価格は前年同期比で強保合となった。

にんじん　青森県を中心に北海道等から入荷し、前年同期比で28％の増加となった。青森県産の価格は前年同期比で強保合となった。

キャベツ　群馬県を中心に長野県等から入荷し、前年同期比で9％の増加となった。群馬県産の価格は前年同期比で強保合となった。

レタス　長野県を中心に群馬県等から入荷し、前週比で7％の増加となった。量販店需要があるものの数量十分なたことから、長野県産の価格は弱保合となった。

はくさい　長野県を中心に群馬県等から入荷し、前週比で増減なしとなった。気温が高いことから需要は落ち着き、荷動きはやや鈍く、長野県産の価格は保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に茨城県等から入荷し、前週比で16％の増加となった。数量回復したことで荷動きは鈍くなり、群馬県産の価格は弱保合となった。

ねぎ　茨城県を中心に千葉県等から入荷したが、前週比で3％の減少となった。荷動きはやや鈍く、茨城県産の価格は弱保合となった。

きゅうり　、福島県を中心に宮城県等から入荷し、前年同期比で22％の増加となった。福島県産の価格は前年同期比で強保合となった。

なす　熊本県産や高知県産が終了、産地の切り替わりで群馬県を中心に栃木県等から順調に入荷し、前年同期比で8％の増加となった。群馬県産の価格は前年同期比で強保合となった。

トマト　北海道を中心に栃木県等から入荷したが、前年同期比で19％の減少となった。北海道産の価格は前年同期比で保合となった。

ピーマン　茨城県を中心に岩手県等から入荷したが、前週比で3％の減少となった。前週に特売需要で相場は上昇したことから、荷動きはやや落ち着き、茨城県の価格は強含みとなった。

じゃがいも　茨城県、長崎県等から入荷し、前年同期比で6％の増加となった。茨城県産の価格は前年同期比で強保合となった。

たまねぎ　兵庫県を中心に佐賀県等から入荷し、前年同期比で32％の大幅な増加となった。兵庫県産の価格は前年同期比で弱保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2023年7月第1週）