りんご有袋ふじ始まり2割増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2023年5月第1週（4月28日〜5月4日）の概況より。
開市日数は、今週3日、前週5日、前年3日。
1日平均入荷量は総量1,316t（前週比114％、前年同期比124％）。

日ごとの動き

前週比では、あまなつかん、いちごが減少したが、すいか、アンデスメロン、アールスメロン等が増加したため、14％の増加となった。

前年同期比では、あまなつかんが減少したが、りんご、すいか、アンデスメロン等が増加したため、24％の増加となった。

市況は前週比で弱含み、前年同期比で保合となった。

品目別の動き

あまなつかん　熊本県、鹿児島県等から入荷したが、前週比34％の大幅な減少となった。熊本県産の価格は保合となった。

りんご　青森県を中心に入荷し、「サンふじ」の入荷が終盤に入り「有袋ふじ」の販売が始まったことから、前週比24％の増加となった。荷動きは連休中のため弱く、青森県産「ふじ」の価格は弱保合となった。

いちご　栃木県産「とちおとめ」、福岡県産「あまおう」を中心に入荷したが、前週比14％の減少となった。価格は栃木県産「とちおとめ」は弱含み、福岡県産「あまおう」は強保合となった。

アールスメロン　静岡県を中心に熊本県等から入荷し、前週比43％の大幅な増加となった。静岡県産の価格は弱保合となった。

すいか　熊本県を中心に千葉県等から入荷した。千葉県産の出荷がはじまったことから、前週比54％の大幅な増加となった。熊本県産の価格は強含みとなった。

こだますいか　茨城県を中心に群馬県等から入荷し、前週比30％の大幅な増加となった。茨城県産の価格は弱含みとなった。

主な農産物（果実）の市況（2023年5月第1週）