だいこん、ねぎ、はくさい減

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2022年11月第2週（11月11日〜11月17日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,390t（前週比91％、前年同期比95％）。

日ごとの動き

前週比ではほうれんそう、ごぼう、かぶ等が増加したが、さといも、ミニトマト、かぼちゃ等が減少し、9％の減少となった。

前年同期比ではたまねぎ、れんこん、こまつなが増加したが、はくさい、なましいたけ、だいこん等が減少し、5％の減少となった。

市況は前週比で弱保合、前年同期比で強保合となった。

品目別の動き

だいこん　千葉県を中心に神奈川県等から入荷したが、前週比15％の減少となった。千葉県産の価格は弱保合となった。

にんじん　千葉県を中心に北海道等から入荷したが、北海道産がほぼ出荷終了し、前週比17％の減少となった。数量は十分で荷動きは鈍く、千葉県産の価格は弱保合となった。

キャベツ　千葉県を中心に茨城県等から入荷したが、前週比10％の減少となった。千葉県産の価格は弱保合となった。

レタス　茨城県を中心に入荷したが、茨城県産が終盤に入り減少傾向で、前週比11％の減少となった。荷動きは落ち着いており、茨城県産の価格は弱保合となった。

はくさい　茨城県を中心に入荷したが、前週比7％の減少となった。茨城県産の価格は弱保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に茨城県等から入荷し、前週比11％の増加となった。荷動きはまずまずありながらも数量は潤沢にあり、群馬県産の価格は弱保合となった。

ねぎ　秋田県、茨城県等から入荷したが、北海道・東北産が終盤に入り、前週比8％の減少となった。全体量は十分で荷動きは鈍く、秋田県産の価格は弱保合となった。

きゅうり　埼玉県を中心に宮崎県等から入荷したが、前週比17％の減少となった。全体量は十分で荷動きは鈍く、埼玉県産の価格は弱保合となった。

なす　高知県を中心に熊本県等から入荷したが、前週比18％の減少となった。高知県産の価格は保合となった。

トマト　熊本県を中心に千葉県等から入荷し、前週比6％の増加となった。高値反動で荷動きは鈍く、熊本県産の価格は弱保合となった。

ピーマン　茨城県を中心に高知県等から入荷したが、前週比12％の減少となった。荷動きは鈍めで、茨城県産の価格は弱保合となった。

じゃがいも　北海道を中心に入荷したが、前週比4％の減少となった。北海道産の価格は保合となった。

たまねぎ　北海道を中心に入荷したが、前週比7％の減少となった。北海道産の価格は保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2022年11月第2週）