レタス、たまねぎなど大幅増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2022年11月第1週（11月4日〜11月10日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,909t（前週比143％、前年同期比109％）。

日ごとの動き

前週比ではごぼう、きゅうり、かぶ等が増加し、43％の増加となった。

前年同期比ではトマト、ほうれんそう、かぶが減少したが、たまねぎ、じゃがいも、れんこん等が増加し、9％の増加となった。

市況は前週比で強含み、前年同期比で強保合となった。

品目別の動き

だいこん　千葉県を中心に神奈川県等から順調に入荷し、前年同期比10％の増加となった。荷動きは良好で、千葉県産の価格は前年同期比で強保合となった。

にんじん　千葉県、北海道等から入荷し、北海道産が終盤で減少するも、千葉県産が増量傾向で、前年同期比18％の増加となった。千葉県産の価格は前年同期比で強保合となった。

キャベツ　千葉県を中心に茨城県等から入荷し、前年同期比6％の増加となった。荷動きは良好で、千葉県産の価格は前年同期比で強保合となった。

レタス　茨城県を中心に入荷し、気温上昇により出荷数量が増えて、前週比69％の大幅な増加となった。茨城県産の価格は保合となった。

はくさい　茨城県を中心に長野県等から入荷し、前年同期比3％の増加となった。茨城県産の価格は前年同期比で強保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に茨城県等から順調に入荷し、前週比46％の大幅な増加となった。全体量は潤沢ながら、荷動きは良好で、群馬県産の価格は保合となった。

ねぎ　秋田県、北海道等から順調に入荷し、前週比34％の大幅な増加となった。秋田県産の価格は強含みとなった。

きゅうり　埼玉県を中心に群馬県等から入荷し、前年同期比2％の増加となった。埼玉県産の価格は前年同期比で強保合となった。

トマト　熊本県を中心に千葉県等から入荷したが、前年同期比9％の減少となった。熊本県産の価格は前年同期比で強保合となった。

ピーマン　茨城県を中心に入荷し、高知県産、宮崎県産が漸増して、前週比45％の大幅な増加となった。茨城県産の価格は強含みとなった。

じゃがいも　北海道を中心に入荷し、前週比35％の大幅な増加となった。北海道産の価格は保合となった。

たまねぎ　北海道を中心に入荷し、前週比50％の大幅な増加となった。荷動きは鈍いままであるものの、前週よりはよくなってきており、北海道産の価格は強保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2022年11月第1週）