レタス、はくさいなど大幅減

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2022年10月第5週（10月28日〜11月3日）の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量4,129t（前週比75％、前年同期比75％）。

日ごとの動き

前週比ではまつたけ、レタス、はくさい等が減少し、25％の減少となった。

前年同期比ではたまねぎが増加したが、ごぼう、レタス、かぶ等が減少し、25％の減少となった。

市況は前週比で保合、前年同期比で強保合となった。

品目別の動き

だいこん　青森県、千葉県等から入荷したが、北海道産が終了して青森県産が終盤となり、前週比26％の減少となった。入荷減少ながらも残量は十分にあり、青森県産の価格は弱保合となった。

にんじん　北海道を中心に入荷したが、北海道産が終盤で数量減少し、前週比25％の減少となった。高値反動で荷動きは鈍く、北海道産の価格は弱保合となった。

キャベツ　群馬県を中心に千葉県等から入荷したが、群馬県産が終盤で数量減少し、前週比29％の減少となった。全体量が減少したため相場は上昇し、群馬県産の価格は強保合となった。

レタス　茨城県を中心に入荷したが、茨城県産が朝晩の気温低く数量少なめで、前週比35％の大幅な減少となった。量販店特売需要もあり荷動きはまずまずで、茨城県産の価格は保合となった。

はくさい　長野県、茨城県等から入荷したが、長野県産が終盤で数量減少し、前週比33％の大幅な減少となった。全体量が減少したため引き合いは強まり、長野県産の価格は強保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に茨城県等から入荷したが、前週比で12％の減少となった。全体量は十分にあり、群馬県産の価格は弱含みとなった。

ねぎ　秋田県を中心に北海道等から入荷したが、前週比で18％の減少となった。これまでの高値により荷動きは鈍く、秋田県産の価格は弱保合となった。

きゅうり　群馬県、埼玉県等から入荷したが、前週比21％の減少となった。群馬県産の価格は強保合となった。

なす　高知県を中心に入荷したが、茨城県産・群馬県産が終盤で数量減少し、前週比27％の減少となった。高知県産の価格は強保合となった。

トマト　北海道、千葉県等から入荷したが、北海道・東北産が最終盤で数量減少し、前週比33％の大幅な減少となった。北海道産の価格は保合となった。

ピーマン　茨城県を中心に岩手県等から入荷したが、岩手県産・福島県産が数量減少し、前週比17％の減少となった。茨城県産の価格は保合となった。

じゃがいも　北海道を中心に入荷したが、北海道産は品質不良が散見され数量は多くなく、前週比21％の減少となった。北海道産の価格は保合となった。

たまねぎ　北海道を中心に入荷したが、前週比で20％の減少となった。荷動きは鈍い状況が続いており、北海道産の価格は弱保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2022年10月第5週）