外食産業市場動向調査

弁当、洋FFSなどは客数減

日本フードサービス協会(JF)は2023年10月外食産業市場動向調査を発表した。全体(事業社数230、店舗数36,594店=99.2%)合計の売上高は108.8%と拡大。客単価は際立って上昇したが、客数は103.6%と前年同月を上回った。
生鮮の市況(水産/東京都)

イワシ9割増、ハマチ4割増

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2023年11月第3週(11月17日〜11月23日)の概況より。 23日(木)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ6%の減少。 1日平均取扱数量は総量996t(前週比90%、前年同期比91%)。
食品安全情報(化学物質)

シナモン使用食品の鉛混入続報

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。第46回コーデックス総会(CAC46)が来週開催される。ジルパテロール塩酸塩の最大残留基準値案の採択が注目される。鉛混入の可能性で商品の回収を行っているWanabana LLCは回収対象を拡大した。欧州委員会(EC)では、グリホサートの認可の更新または拒否について加盟国の合意が特定多数に達しなかった。
食品安全情報(微生物)

エノキのリステリア汚染を警戒

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国およびスコットランド当局は、エノキダケにリステリア汚染の可能性および重篤な疾患の原因となるリスクがあるとして注意を促している。世界保健機関は、食品由来疾患のサーベイランスおよび対応のツールとして全ゲノムシークエンシング(WGS)法を使用するためのガイダンスを発行した。
フードサービス月次業績

KFC既存店客数8.3%減

主要フードサービスの2023年10月実績。2023年10月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある146件のうち129件が前年同月以上だった一方、17件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある106件のうち88件が前年同月以上だった一方、18件が前年同月割れだった。 洋系ファストフードサービスの既存店客数減が目に付く。日本KFCHDは既存店客数が8.3%減 […]
食品スーパー月次業績

カスミ前月に続き既存店客数減

主要食品スーパーの2023年10月実績。2023年10月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある35件のうち30件が前年同月以上だった一方、5件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある39件のうち36件が前年同月以上だった一方、3件が前年同月割れだった。 U.S.M.Hはマックスバリュ関東とマルエツが好調の一方、カスミの既存店売上高は7.8%減。カスミの既存 […]