食品安全情報(化学物質)

細胞ベース食品のハザード同定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOとWHOが細胞ベースの食品の安全性に関する専門家会合を開催し、その報告書を発表した。欧州食品安全機関は、食品中のN-ニトロソアミン類による健康へのリスクについて科学的意見を発表した。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、ワイルドガーリックと他の有毒な植物との誤認について注意喚起を行っている。
食品安全情報(微生物)

生の小麦粉喫食でのサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国の複数州小麦粉を使った生の生地または衣の喫食に関連したサルモネラ感染アウトブレイクが発生している。米国で昨年発生した冷凍ファラフェルに関連の大腸菌O121感染アウトブレイクで、供給元のメーカーは関連製品の回収を開始した。
コンビニエンスストア月次業績

各チェーンとも既存店売上高増

主要コンビニエンスストアの2023年3月実績。各チェーンとも既存店売上高が前年同月を上回った。とくに、ローソン事業が前年同月比6.5%増、ファミリーマートが同5.6%増と好調だった。ローソンストア100事業とミニストップを除く大手チェーンで既存店客数は前年同月より増加し、既存店の客単価も上昇傾向だった。 ミニストップは3月に1店舗を開店した一方53店舗を閉店し、月末店舗数は1,855店舗となった。
生鮮の市況(水産/東京都)

ムキカキ減、三陸産0.5割安

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2023年4月第1週(3月31日〜4月6日)の概況より。 5日(水)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ14%の増加。 1日平均取扱数量は総量1,417t(前週比134%、前年同期比98%)。