食品安全情報(微生物)

食品安全情報(微生物)No.11(2012.05.30)

国立医薬品食品衛生研究所は、2012年6月4日、食品安全情報(微生物) No.11(2012.05.30)を発表した。インドネシア産で米国企業が通信販売で出荷したテンペ用微生物資材のサルモネラ汚染が問題になっている。FDAは韓国産貝類についてヒトの糞便に暴露し、ノロウイルスに汚染されている可能性を指摘した。
恢復するチェーン

検証・渥美俊一氏のチェーンストア理論(16)古典は古典として学び、現代の経営を展開すること

渥美俊一氏のチェーンストア理論は緻密に構築され、逸脱を許さない形で伝えられてきた。しかし、時代に合った商業を考えて実践することを“本式からの逸脱”と考えて恐れてはいけない。古典は古典として学び、新しい商業を独自の視点と発想で作り上げていくことが経営者の務めだ。
「末廣ラーメン本舗」高田馬場分店(東京・高田馬場)
食って・走って・また食った

まっすぐなラーメン「末廣ラーメン本舗」高田馬場分店(高田馬場)

夏が近づいた、と言っても、まだまだ夜になるとぐっと冷えるもの。5月も後半からは寒暖差が激しく、昼間薄着で出て来た分、夜は冷えてしまいます。自転車通勤者にとっては、必死に漕いであったまるまでがつらいところ。かと言って厚着しすぎると汗だくになってしまう……。微妙な温度調節の季節ですが、こまめな着替えが肝心。夏風邪などひかぬよう注意しましょう、ご同輩。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

スゴイおばちゃんたちのすごさはまだありますんです!

前回は「スゴイおばちゃん」たち=「通販番組で絶妙のタイミングで相づちや歓声をはさんでくるおばちゃん」たち=通称「笑い屋」さんたちをナマで見た衝撃に触れましたが、その続きをお話しましょう。このおばちゃんたちがいると、こんな御利益もあるの! というお話です。
最初の1杯から順に、それぞれのグラスのワインの味の違いを確かめる
再考・ワイン物流改善

注ぎ方でブショネは回避できるが

同じワインを複数の人がテイスティングすると、評価が分かれることがよくある。これは個人差によるものと思いがちだが、その原因をある視点で考えると単純なメカニズムから必然的にそうなることがわかる。ただし、これは既存レストラン業界にとっては絶対に認めたくない事実でもある。
土を知る、土を使う

メーカー・卸売・小売・外食こそ土壌図・土壌型の活用を

作物の品質の善し悪しは気象や作り手の腕にもよるが、実際には土壌型の影響も無視できない。従来、土壌型の知識は土壌地理学という学問の世界での価値にとどまっていたが、世界の土壌図が入手しやすくなった今日、食品メーカー、卸売業、小売業、外食業のバイヤーこそが、土壌型を活用し、その価値を引き出す段階にきている。
新読み書きバイオ

遺伝子組換え技術を含む新しい育種 NBTを巡る議論と周知・理解の推進について

昨年、EC(欧州委員会)が新しい育種技術=NBT(New Plant Breeding Techniques)に関する報告書を公開し、研究者、行政、企業を中心に、NBTへの関心が高まっている。NBTが社会に導入されるとき、2つの重要な論点がある。これらの論点を含めて、社会全体への周知と理解をどのように図るべきかを考えていく必要がある。
凍り豆腐の含め煮のキット
大豆変身物語

便利になった凍り豆腐

凍り豆腐は、寒冷な気候の各地でそれぞれ独自に誕生したに違いない。栄養価も高く、最近は水に溶いた粉末だしに入れてレンジにかけるだけで食べられる手軽な製品もある。
恢復するチェーン

検証・渥美俊一氏のチェーンストア理論(15)サバブは死んだ

渥美俊一氏がチェーンストアの立地戦略として打ち出したサバブ戦略は、かつては有効なものであった。しかし、少子高齢化の今日まだサバブにこだわることは自滅を意味する。さらに、店舗の適正なハードも考え直す必要がある。また、そもそもの財務戦略が今日ほとんど不可能なことではないか、見直してかからなければならない。
食卓書机

水無月が教える氷のありがたみ

 クールビズの繰り上げでピンと来ないかもしれませんが、今週金曜日6月1日は更衣(ころもがえ)です。梅雨入りを考えると憂鬱な時期でもありますが、しかし新しい装いは夏が近づく楽しみを感じさせてくれるものです。
外食産業市場動向調査

4月の外食市場は各業種・業態とも前年並み

日本フードサービス協会(JF)は2012年4月外食産業市場動向調査を発表した。これによると、各業種・業態とも、客数、売上高は前年並みで推移。好調なのは麺類ファストフード、パブ・ビアホール、ディナーレストラン。持ち帰り米飯/回転寿司、焼き肉、ディナーレストランの数字は3月に続いて改善。
インフュージョンを説明する後藤氏
小売・外食

「Tokyoインターナショナル・バーショー」レポート(4)マスタークラスで見た最新のカクテル事情

ウイスキーだけでなくカクテルが加わった「Tokyoインターナショナル・バーショー」では、専門的な講義を行うマスタークラスのテーマにもカクテルが加わった。2011年の「アメリカン・バーテンダー・オブ・ザ・イヤー」の後藤健太氏、国際バーテンダー協会主催の世界大会優勝者山田高史氏、ディアジオ主催の世界大会優勝者の大竹学氏の講座で学んだことからお伝えする。