バレーホから来たバーテンダー
洋酒文化の歴史的考察

VII 横浜・カクテルことはじめ(4)明治7年横浜のフレア・バーテンディング

日本で初めてカクテルが提供された様子は、当時の英字紙が伝えている。このバーテンダー、ヴァレーホ・ジョーを描いた漫画を見ると、驚くべきことに、日本初のカクテルは、フレア・バーテンディングで提供されたことがわかる。ただ、このバーテンダーを巡っては、一つ解けない謎が残る。
水が豊富な日本では泥と水が好対照を見せる
土を知る、土を使う

野菜、ダイズ、ムギに向く水田転作圃場の見つけ方(2)排水対策を行っている褐色低地土・灰色低地土

土壌が褐色低地土や灰色低地土で排水性がよさそうであっても、それだけで畑作物がうまく作れるわけではない。暗渠、明渠、畝立てといった排水対策ができていることがポイントだ。ただし、グライ土、黒泥土、泥炭土の水田では、排水対策を行っても畑作物を作るための効果としては限界がある。
わが家で生育中の“絶品の枝豆”
大豆変身物語

ブランド枝豆をしのぐ“絶品の枝豆”

夏は何と言ってもビールに枝豆と言いたい。ビール以外の酒でも、つまみには枝豆が選ばれることが多い。歴史の永い食材であり、枝豆の将来は明るいと信じている。ところで、枝豆には「だだちゃ豆」等のブランド品が存在するが、これをしのぐ“絶品の枝豆”があることをご存じだろうか?
コンビニエンスストアに関する問題点
恢復するチェーン

コンビニエンスストアのこれから(3)変化を続ける社会とフランチャイジー

コンビニエンスの店舗が行う業務は多様化し、増加し、複雑化している。その一方、フランチャイジーの第一世代は高齢化の一途をたどり、年々新しいことへの対応が難しくなっている。それは労働としての難しさだけでなく、追加投資など金銭的な難しさもあるはずだ。それが代替わりを難しくもしているだろう。
食卓書机

ケーサツは文化を創らない

 ニューヨークを訪ねたのは一昨年のことなのですが、その頃すでにピークと言われた彼の地でのラーメンブームは、どうしてどうしてまだまだ冷めず、すでにスシに続く新文化として根を下ろしつつあるようです。
再考・ワイン物流改善

高級ワインの平箱が“輸送荒れ”を起こしている

“輸送荒れ”を起こしたワインは、1~2カ月程度静置すれば回復するとされていたが、私はそれが本当かどうかを確かめたかった。そこで国内での簡易的な実験を考えて実験を行った。その後、輸送時にワインを収めるケースが、そもそも“輸送荒れ”を起こしやすい構造になっていることに気付いた。
パーヴィス
洋酒文化の歴史的考察

VII 横浜・カクテルことはじめ(3)明治7年横浜のブルー・ブレイザー

パーヴィスはまず、自らカクテルの調製に乗り出した。彼を描いた英字紙の漫画とレシピを見ると、パーヴィスが取り組んだカクテルがブルー・ブレイザーであったことがわかる。しかし、結局それはうまく行かない。しかし、彼が断念した直後、アメリカからプロのバーテンダーが来日する。
陸田
土を知る、土を使う

野菜、ダイズ、ムギに向く水田転作圃場の見つけ方(1)水が集まる場所で畑作物を作る工夫

米消費量の低下にともなって、減反政策が始まり、水田でもダイズ、ムギ、野菜などが作られるようになった。しかし、もともと水が集まる場所を水田にしたことから、その作り方には自ずと無理がある。それでも畑作物がうまく作れる場所を見付けるには、やはりまず土壌の種類を見きわめることだ。
「キッチンアオキ」(東京・飯田橋)
食って・走って・また食った

大人のお子様ランチ!「キッチンアオキ」(東京・飯田橋)

入梅しましたね。北海道出身の自分は、人生の半分以上を東京で暮らしても、厚く垂れ込める雲の憂鬱さには慣れません。そんなときに救いになるのが、雨の合間の自転車通勤。雨さえなければ、暑くもなく寒くもないこの気候は絶好の自転車通勤日和。会社に着いたときのあたまが真っ白になる気持ちよさがサイコーです。