ツルマメ
大豆変身物語

ダイズの由来

ダイズのご先祖(原種)はツルマメと考えられている。ツルマメはミニサイズのダイズに見え、茎はつる状である。日本はもちろん、東アジアから東シベリアにかけて広く分布する。これらのどこかで、栽培化(ダイズ化)されたに違いない。
コンビニエンスストアに関する問題点
恢復するチェーン

コンビニエンスストアのこれから(5)新たな道を、業態の存在意義から考え直す

前回掲げた諸問題を解決するには、個別の問題をつぶしていくよりも、そもそもコンビニエンスストアの存在意義が何であるかを問い直すことから考えるべきだ。その上で、フランチャイザーがフランチャイジーの利益を確保する方法を、いま一度考え直す必要がある。
食卓書机

鍋料理バーベキュー説

 昨年は今ごろが梅雨明けでした(沖縄は6月上旬)。今年はどうでしょうか。  夏が近づくといろいろな楽しみを思い付きますが、炎天下で汗をかきながらのバーベキューも楽しいものです。春と秋のほうがラクではありますが、ビールはよりうまいでしょう。
深川幸子さん(左)と松原仁内閣府特命担当大臣。
新読み書きバイオ

消費者とのコミュニケーションに勇気与える2つの受賞

食を考える際に消費者のプレゼンスが重要になる一方、消費者の知識や判断力を引き上げることに企業や行政はなかなか積極的になれていません。そんな中、消費者とのコミュニケーション活動が評価され表彰されたという知らせが2つ舞い込みました。リスクコミュニケーションに携わる人にとって勇気となる出来事でした。
アンドレウ(フランセス・クルメ)に与えられた食事は黒パンとスープだけの粗末なもの(絵・筆者)
スクリーンの餐

映画の中のパン「ブラック・ブレッド」

昨今のヨーロッパ金融危機でも話題になることの多いスペインだが、20世紀にはそれとは比較にならない苦難の歴史があった。今回はそうしたスペインの歴史を背景にした作品の中で、現在公開中のパンが重要な意味を持つ作品を取り上げる。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

熱いから困る社長。でも熱いからいい社長

商品の特徴を語るコメンテーターが、その商品を売っている会社の社長というケースがあります。強みは体験で語れることですが、それゆえのハズレもあります。しかし、やはり商品への愛情がある社長たちの語りは効果がはっきり出るものです。
土を知る、土を使う

複雑な畑の土壌を理解する

前回まで水田の土壌型の説明をしてきましたが、今回からは畑の土壌型の説明です。畑になっている土地は水田よりもさまざまな土壌があり、作付ける作物によって人間が土に働きかける内容も異なり、複雑です。それをできるだけ単純化してお話していきます。
コンビニエンスストアに関する問題点
恢復するチェーン

コンビニエンスストアのこれから(4)末端の現場に見える崩壊の兆し

コンビニエンスストアの現場の業務は複雑化し、多忙を極めている。また深夜営業時間帯の安全確保も重要な課題だ。これらは、パート・アルバイトの応募、定着を阻害する一方、フランチャイジーのコストアップにもつながっている。これらを放置すれば、システム全体の崩壊を招き得る。早期に、全く新しい稼げるモデルを打ち出す必要がある。
食卓書机

“伝統”と“近代”は双子

 北海道に「八列とうもろこし」という古い品種のトウモロコシが伝わっています。私の柴田書店時代の先輩で、現在は北海道を中心にスローフードやスイーツの取材をされている深江園子さんが、以前教えてくれました。
「ボン・グゥ 神楽坂」(東京・神楽坂)
食って・走って・また食った

おひとり様の前菜の楽しみ「ボン・グゥ 神楽坂」(東京・神楽坂)

まだ梅雨明けはしませんが、梅雨の晴れ間の空気や夕焼けは格別ですね。夕焼け偏愛者の自分としては、この季節から夏にかけての夕焼けが大好きで、切なくて、サイコーなのです。どういうわけか、刻々と色を変えていく空を見ていると、ときに胸が締め付けられる気持ちになります。きっと無意識に、戻ってこない“今”をいとおしんでいるんでしょうね。そういう年齢になりました。
食品安全情報(化学物質)

「低用量仮説」はあるのか?

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.13(2012.06.13)を発表した。欧州食品安全機関(EFSA)は「低用量仮説」について中立としながらも多数の科学者は否定的に見ていることを確認した。DMAAまたは1,3-ジメチルアミルアミンを含む食品について、米国に続いてオーストラリアも警告を発した。米国農務省(USDA)は食品の酸素ラジカル吸収能(ORAC)がヒトの体で抗酸化作用を […]
食品安全情報(微生物)

韓国産貝類は食用に適さない

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.13(2012.06.13)を発表した。米国食品医薬品局(FDA)は韓国産貝類を提供しないよう注意喚起を行っている。米国疾病予防管理センター(US CDC)は、米国のO145アウトブレイクは終息した可能性があるとしている。同じく生マグロの中落ちのサルモネラについては、今後の散発の可能性を指摘。さらにドッグフード由来のサルモネラに関連して、ペッ […]