北海道の圃場
土を知る、土を使う

畑の土 v/黒ボク(5)

黒ボクと同じように真っ黒な土のチェルノーゼムも、やはり腐植が多いために黒い土です。しかし、チェルノーゼムが腐植が多い土壌になったのは、黒ボクとは違うメカニズムよるものです。さて、黒ボクの腐植を分解しにくくしているアルミニウムには、実は抗菌作用があることがわかって来ましたが、その作用を阻害するものがリン酸過剰です。
恢復するチェーン

スーパーバイザーの役割と問題点(3)専門職化でさらに限界が生じる

チェーンのスーパーバイザーはマニュアルを超える指導・改善は行わない。この前提なり風潮は、チェーンのしくみそのものが内包していたものによる。本来はこれを是正するしくみを作っていなかければならないが、むしろその欠点を増幅してしまっているケースが目立つ。スーパーバイザーの専門職化もその一つだ。
食卓書机

ロンドンのウスターソースと江戸の醤油

 ロンドン・オリンピックが終わりました。個々の競技を見ている間は悲喜こもごもでしたが、今回日本が獲得したメダル数は史上最多とのことです。いずれにせよ、どの競技でも選手たちの前を向いた輝く笑顔と仲間同士で勇気を与え合う様子からは、これまでとはちょっと違う、新しい日本の姿を教わったような気がします。
東小樽海水浴場
食って・走って・また食った

海水浴のおでん

世間では学生さんは夏休みのようですし、社会人でも夏休みの方は多い季節ですが、こちらは相変わらずの仕事状態。いや、まぁ、忙しいのが華なのでうれしいことはうれしいのですが……。自転車通勤は相変わらず快調、懸命に駆けたあと到着地で汗を拭いながら飲むスポーツドリンクのおいしいこと! 頭がじんわりして、脳内麻薬も出まくってまことにケッコー、なのです。日射病対策だけ、きちんとしたいと思っています~。
食品安全情報(化学物質)

EFSAの新興リスク特定法

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.16(2012.08.08)を発表した。 EFSAは新興リスク特定プロセスに関する報告書を発表した。また、農薬の代謝物のリスク評価に用いる動物を最少化するため、毒性学的懸念の閾値を設ける意見を発表した。
食品安全情報(微生物)

豚インフルエンザ感染患者が増加

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.16(2012.08.08)を発表した。米国での豚インフルエンザ患者は12人増えて、累積29人となった。英国ではイタリア産オリーブ製品からボツリヌス毒素を検出した。
村垣淡路守範正、新見豊前守正興、小栗豊後守忠順
洋酒文化の歴史的考察

VIII 日本人の知らないジャパニーズ・カクテル/ミカド(5)

日米修好通商条約批准のため、幕府は遣米使節団を派遣する。このとき、幕府はアメリカが裏切りを働かないかを疑い、アメリカは幕府の本気度を疑っていた。そんな当局の心配事を知ってか知らずか、ある侍がこの機会に渡米したいと言い出す。まだ16歳の立石斧次郎教之という少年だった。
黒ボク
土を知る、土を使う

畑の土 iv/黒ボク(4)

黒ボクは軽く、軟らかい土で、とくに排水性のよい場所では良好な圃場を作ることができます。黒ボクの黒さや軟らかな性質は腐植の多さによるものです。黒ボクはなぜ腐植が多いのかと言うと、その腐植がアルミニウムと結び付いていて、分解しにくいことによります。
みそソムリエ認定協会から届いた、手作りみそ製造キット
大豆変身物語

みそソムリエという資格

「みそソムリエ」という新しい民間資格がある。みその伝道者であり・理解者であり・伝承者でもあるとサイトでは説明している。毎年、資格保持者が着実に増加している。
恢復するチェーン

スーパーバイザーの役割と問題点(2)マニュアルを超える指導・改善は行われない

チェーンの店舗でも本部でも、しばしばマニュアルの不徹底や逸脱は発生する。また、完璧なマニュアルというものはなく、マニュアルは常に改善されるべきものだ。そこで、チェーン本部はスーパーバイザーやミステリー・ショッパーによるチェック体制を整備しているが、そのチェック自体もマニュアルで行われる。マニュアルにない事柄の発見やそれへの対処は、しない方がラクなので、マニュアルはなかなか改善されない。
食卓書机

産地で食べる硬い刺身

「文藝春秋 SPECIAL」季刊秋号の特集「『老後の楽園』はここにある」に、「城あり、港あり、よそ者あり――うまいものはそこにある」なる文章を寄稿させていただきました。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

節操がないようで毅然としている医学博士の方々

前回は「スポンサーがライバル社の番組に作りをパクれと指令」のもとに、ライバル社の製品で同じ専門家が解説していた事例をあげました。実はそうでなくても、健康食品の通販番組に登場する医学博士などの専門家、同じ人があっちの商品にもこっちの商品にも登場しがちな事情があります。