「オールドタイランド」(東京・飯田橋)
食って・走って・また食った

タイ料理でぐるんぐるん「オールドタイランド」(東京・飯田橋)

春めいてきましたね。ある程度暖かくなると自転車通勤も汗との戦いがはじまります。ちょっとメタボが入っているので、通勤だけでシャツが汗だらけになっちゃう。小まめな着替えがないと風邪をひいてしまうので、アンダーウェアは余計に持って行ってます。なので、汗をかく料理も平気だったりします。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.06(2012.03.21)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。EFSAがリスク評価に用いるデフォルト値(既定値として用いる標準値)のガイダンスを公表。日本との違いに注意。EFSAはまた、コメの農薬の最大残留基準値(MRL)を緩和。科学的根拠に基づいて日本に足並みをそろえた形。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

サントリーの秘密(1)伝えようとするものが、違うんです

今回は、「健康食品のテレビ通販の地位・役割を拡大した立役者」と私が個人的に思っている企業についてです。どこかというと、ビールやウーロン茶やワインでおなじみ、そして今や同じくらい健康食品が重要な商品になっている会社。……これは名前を出してかまわないでしょう、サントリーです!
再考・ワイン物流改善

フィロキセラ禍との闘い

ブドウ栽培に関する著書があり、補糖(シャプタリザシオン)の提唱者であるシャプタル。ナポレオンが彼を登用したのは、後にフィロキセラ禍と判明するブドウの障害があったからではないだろうか。そして、ブーシェ父子の事績も、フィロキセラ禍の中での抗いだったのではないだろうか。
マルティニ・エ・ロッシ社ベルモット
洋酒文化の歴史的考察

IV 赤くなかった“赤富士”(4)

JBA版「マウント・フジ」のレシピがオリジナルとは別物の外観を呈するものに変わってしまった理由として、誤記ということも考えられる。しかし、筆者はこの仮説を退ける。ただ、そうして結着を付けたとしても、「マウント・フジ」にはまだいくつかの謎があるのだ。
三内丸山遺跡で復元された大型掘立柱建物
大豆変身物語

縄文時代に栽培されていたダイズ

縄文土器には、見事な縄文模様が施されている。しかし、発掘された縄文土器からわかることはそれだけではない。当時のさまざまな情報が土器に残されているのだ。そして、縄文土器の解析から、縄文時代の後・晩期の九州でダイズが栽培されていたことがわかってきた。
恢復するチェーン

検証・渥美俊一氏のチェーンストア理論(5)ZD運動的な教育には無理がある

渥美俊一氏が志向したチェーン教育は、いわばZD運動的な欠点を許さない、完璧な人材を求めたものと言える。しかしそこには無理があり経営上の効率も悪い。現代は、失敗も許しながら、現場からの自由な発想を取り込んでいく体制を築くことの方が重要になってきている。
食卓書机

科学コミュニケーションはケガレ観を踏まえて

「3秒ルール!」なんていうものがあります。学校で弁当を広げていて、おかずの一つをポロリっと床に落としてしまったとき、パッと拾い上げて口に入れてしまう。「そんなの食べて大丈夫か?」と聞くと「3秒ルール」(3秒以内に拾って口に入れればセーフ)と笑いながらモグモグやっている。そういう友人はいましたよね? あ、あなたでしたか?
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

“サラサラ”健康法の決め手は!?

前回は、サラサラ成分として売り出し中のDHAについてでしたが、健康食品の通販や健康番組を長くやってきた中で、いろいろと「サラサラになる」という健康法を見てきましたので、今回はそんなお話。
再考・ワイン物流改善

フィロキセラ禍発生はもっと早かったはず

1800年代中頃以前のブドウ品種のことは、文献にほとんど記述がない。それがなぜかと考えると、その頃に起こったワイン業界の大事件フィロキセラ禍のことに気付かされる。ところでそのフィロキセラ禍は、通常言われるよりも早くからヨーロッパに蔓延していたのではないだろうか。
マルティニ・エ・ロッシ日本限定瓶
洋酒文化の歴史的考察

IV 赤くなかった“赤富士”(3)

JBA版「マウント・フジ」が、赤くはないオリジナルからどうして現在普通に作られる赤になったのか。文献を当たると意外なことがわかった。ある段階で、ベルモットの「白」の指定が消え、さらにある段階で「白」の指定が別の形で復活していたのだ。
肥料
土を知る、土を使う

作物の栄養(11)カリウム過剰の問題

カリウムも、欠乏と過剰でそれぞれ異なる問題を起こします。しかし今日の日本では、カリウムは欠乏よりも過剰を起こさないように注意するべきです。それは生育だけでなく、品質にも大きな影響を与えます。